ここ近年、既存の建物に大規模な改装を施し、建物の性能の向上や価値を高めるリノベーションに注目が集まっています。
自由に設計でき、新築よりもコストを抑える事もでき、中古住宅を購入の対象とするため、新築物件を選ぶよりも同じ予算で選択肢が増えるというメリットがあります。
しかし、メリットがあれば当然デメリットもあります。
デメリットの一つとして、耐久性不安があります。
築年数の経った中古住宅をベースとする場合が多いので、やはり新築に比べ、耐久性が劣ります。
ポイントとして、1981年6月に耐震基準の見直しが行われたため、建築確認がそれ以前か以降かによって耐震強度が変わっています。
不安であれば専門家に診てもらうのも一つの手です。
2つ目のデメリットとして住むまで長いという点です。
住宅を購入してから引き渡しまでの間に建物検査、設計、施工が行なわれ、細かな所までこだわりがあると、建築士との打合せも多くなり、完成までの時間も長くなります。
三つ目のデメリットとしてリノベーション費用は、住宅ローンが利用できないため、リフォームローンを利用する事になります。
そのため、高い金利となってしまいます。