二世帯住宅にして幸せに暮らせると思ってものの、トラブルが多いという場合も多いです。
一番多い原因が生活習慣の違いによる戸惑いからくるものです。
親というのは結婚したから、同居した夫婦を家族同様に思うのでしょうが、プライバシーを確保したいと子供世代は思っています。
いきなりずかずかと部屋に入ってきたりするのは問題ですよね。
二世帯間でプライバシーの問題が発生するのも親世代の感覚の違いということもあります。
さらには受託ローンや水道光熱費の割合をどうするかということもあります。
二世帯ともなると光熱費はかなり高いですが、それをどのように支払うのか、ローンはだれが中心になって支払うのかあいまいですと、喧嘩のもとです。
家を建てるときに、ブレーカーをすべて別々にするとか、ローンの支払いも別にするなど刈る程度きめないとその後、喧嘩が絶えないということになります。
また、親のことでもめるのは親の介護のことです。
同居している家族だから、すべてその家族が負担するというのも、それは大変なことです。
兄弟がいるときには財産分与のことでもめることになるので、事前に介護や生活費用、相続などについて話し合いを行っておく必要があります。