高気密住宅に潜む危険性

高気密住宅とは、隙間を少なくすることで、冷房や暖房の空調システムの効率を良くした住宅のことです。

 
このような住宅では自然換気にだけに頼ると、室内空気の換気が不足してしまうので、機械換気が行われています。

 
高気密住宅の危険性については色々とありますが、ほとんどが換気不足が原因で起きてしまうことです。

 
具体的に例をあげると、高気密住宅は結露によるカビ、腐食菌の被害を受けやすい、シックハウス症候群やアレルギーになりやすい、乾燥しやすい、夏は暑くなりやすい、などといった問題点があります。

 
これらは全て、室内の空気の換気不足により引き起こされるものです。

 
室内の空気の交換が十分でなければ、当然、カビなどは生えやすくなりますし、シックハウス症候群やアレルギーの原因物質も室内に留まり続けることとなります。

 
また、高気密住宅は室内の空気が外に出ていきにくいため熱を逃がしにくく、一度暑くなってしまうと温度が下がるまで時間がかかってしまいます。

 
さらに、外気が入りにくく、湿気も入りにくいため、乾燥しやすくなるという点も問題です。

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