このごろは主にパワービルダーと呼ばれる新築建売業者の勢いが増しています。
このような会社は、建売だけではなく注文住宅にも低価格を低価格を売りにしている商品を販売するようになりました。
ではどうやって消費者に安く提供しているかといいますと、工期をとにかく短縮し、人件費を抑えているからです。
もちろん建築材料もある程度決まった物を大量に仕入れ、できる限りコストを下げているのです。
なんと上棟から2ヶ月足らずで工事完了することもめずらしくありません。
価格は非常に魅力的なローコスト住宅ですが、やはりデメリットも多々あります。
とにかく早く工事を終わらせるように関わる人すべてに徹底されているので、どうしても手抜き工事が起きやすくなります。
また決まった形で画一的な仕様となっている場合が多く、部屋の間取りなどの融通がききにくいのです。
こだわりのある家を建てたいと考えられている方にとってはお勧めしません。
さらにキッチンやお風呂など住宅設備に関しても、特にオプションとして要望を出さない場合は、最低限の仕様の製品が取付けられることになります。
安いというからにはこのようなカラクリがあるのです。