とにかく新築にこだわる方も多い一方で、中古物件を手に入れ自分達なりにリノベーションして住むという方を選ぶ方も多くなりました。
特に今、増えているのが古民家再生です。日本の伝統的工法で建てられた家を、その風情や趣そのままに再利用するのです。
新築にはない味があり、しかもお値段が安い・自分達好みの家に変えられるなどが魅力です。
ただ、せっかく古民家を購入しても古ぼけたボロ屋のままに終わっては意味がありません。個人でリノベーションするのもいいですが、できればプロにお願いするようにしましょう。
古民家で心配なのが耐震性です。昭和初期に作られているこれらの建物は現在のものと比べて耐震性が低い場合も多いのです。
建物を見つけてから建築家に依頼というよりも、希望の作風を持つ建築家を見つけ出し、専門家のアドバイスの元で土台がしっかりしているもの・希望する形に最も近いものを一緒に選んでもらいましょう。
せっかくおしゃれにしようと思っても、基礎部分で予算の大半を使ってしまっているようでは意味がありません。
ある程度の形まで仕上げてもらってから、自分達であとは少しずつ改造を加えていくのです。
いくつもの物件を見て自分達の理想の形をある程度頭に思い描いておいた方が作りやすいです。
それと、年月を経た古民家はその存在自体がおしゃれですから、あまり手を加えないこと、新築と比べると不便なところも味と考えた方がよいかもしれません。