田舎暮らしにどのようなイメージをお持ちでしょうか。田舎暮らしは不便、退屈、と思う人もいらっしゃるかもしれません。しかし、子供の視点から考えてみると違ったものが見えてきます。
子供に言わせれば、都会だと遊ぶところがない、家でゲームをするか、やってもカードゲームなどの人工的な遊びばかりということにならないでしょうか。
田舎に暮らせば、それまで家の中でしか遊べなかった子供たちが自然に囲まれて遊べることになります。今まで触れることのなかった木々や花、季節の移ろい、虫や川のせせらぎを、その身をもって体験し、新たなものを発見することができるのです。
都会では、子供を一人で外出させるにも誘拐や事故などを気にする必要がありますが、その点は田舎では知り合いばかりなので安心です。
都会の小さな部屋の中で子供とこもりきりの生活をするより、自分の行きたいところに行き、自然の中で自発的に遊びを考え、行動できる田舎暮らしの生活は、子供にとっても親にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。
自然は感受性を育て、心を豊かにしてくれます。田舎ならではの人々の温かさに触れ、コミュニケーション力も伸ばすことができるかもしれません。