田舎暮らしをして最初に驚くのは虫が多いことです。都会では見たことがない虫が夜になると光に向かって飛んできます。都会では虫を怖がる人が多いですが、あまりの多さに怖がっている暇はないと思います。
これは周囲に生息しやすい田畑や川、山といった環境が整っているので仕方がないのです。
更に戸惑うのは、一面識もない人から自然に挨拶の言葉が出ることです。都会では知っている人なら挨拶はしますが、全く知らない人では何もしない場合が多いと思います。
ですからそんなフレンドリーすぎる経験をすると最初は妙な感じがするかもしれませんが、そんな光景がどこに行っても繰り返されたら、それが当たり前となり、あなた自身も自然に挨拶の言葉が出てくるようになります。
田舎暮らしで不安を感じるのは田舎というものの体験が少ないからであり、虫が多いことやフレンドリーすぎる住人の対応も、時間をかけて経験を積み重ねれば解決できます。どちらも慣れれば大丈夫であり、その程度のことなのです。
人間は慣れに関しては生物の中でも高い能力を持っているので、最初に感じるような不安は直ぐに無くなっていきます。あとはその環境の中で、どうやって自分らしさを作っていくかだけです。