近年、日本人の生活は西洋化しています。新築を建てる際に、和室の設置が大幅に減りました。伝統的な畳の生活に代わり、フローリングの使用が増えています。
和室には、フローリングにはない、高温多湿の日本の気候に適した効果や、畳ならではの落ち着いた雰囲気があります。
現在再び、そのような効果をもたらす和室の注目が集まっています。今回は和室の知っておきたいメリットを3つご紹介します。
●湿度の調整をしてくれる
畳は、断熱性、保温性の効果があるので、湿気を吸収してくれます。高温多湿の日本にとって、湿度の調節はなくてはならないものでしょう。
●防音効果がある
畳には多くの空気が含まれています。空気の層は音を吸収する効果があるため、子どもの遊び場所として、畳のある和室は最適な空間となります。
●様々な用途で使用可能
和室では、押し入れがあれば、布団や座卓の出し入れが可能です。寝具を押し入れにしまっておけば、寝室として利用可能です。また冬はこたつを取り出せば、家族団らんのスペースにもなります。
●最後に
今回は畳のある和室のメリットを3つご紹介しました。伝統ある畳は、日本らしい和の生活をもたらしてくれます。民家再生やリフォームお考えの際には、今一度、畳のある和室をご検討ください。