現代の住宅にはない古民家特有の雰囲気や風情は人の心を温かくしてくれますよね。実際に近年、古民家をリノベーションして、そこで暮らす方も増えています。
中でも、古民家を自分の希望の場所に移築する「古民家移築」を行う人が多いようです。しかし、古民家移築は普通のリフォームよりも費用がかかります。そこで、今回はそんな「古民家移築」にかかる費用と、その注意点についてお話ししていきます!
■費用の内訳は?
一般的に普通のリフォームよりも高額の費用がかかるとされている古民家の移築。移築費用の多くは解体・輸送・材木の再生に充てられます。
解体工事は一坪3-4万円が相場となります。しかし、移築の際の解体工事は人力でしか行えないためさらに高額になる可能性は十分にあります。輸送距離は移動距離や道路状況に左右されます。
■水回りの工事で追加費用が必要?
古民家リフォームをする際に多いのが、水回りの工事です。システムバスやキッチンを導入するなら、古民家移築でも当然追加のリフォーム費用が発生します。
■注意点
解体移築で気を付けてほしいのは、すべての古民家が移築可能ではないということです。移築可能なのは伝統的な工法である「木組」を使用し、くぎを用いていない民家だけです。
いかがでしたか?今回は古民家移築の費用の内訳と、注意点についてお話ししました。ぜひご参考にしてください!