家の隙間を極限まで無くし、住宅内外の空気の流入を少なくした高気密住宅。
マイホーム作りにあたって多くの人から選ばれるようになってきています。
そんな高気密住宅ですが、必ずしも万能でないことをご存知でしょうか?
今回は、高気密住宅で暮らす際に気を付けておくべき注意点についてご紹介します。
■こまめな換気が必要
高気密住宅は内部からの熱を逃がしにくく、冷暖房の効果を最大限発揮できるのが特徴です。
しかし、その反面窓を閉め切ったまま冷暖房をつけるため人工的な環境に身を置き続けることになります。
ですから、換気がかなり重要になってきます。
換気をしなければ、空気中にホコリや有害な雑菌が付着したり、湿度が高くなりカビや悪臭の発生にも繋がるので、こまめな換気を心掛けましょう。
■エアコンのカビや換気扇のホコリに注意
換気をあまり行わないと気になってくるのがエアコンのカビです。
人工的な環境に長くいる人程、カビに対しての抵抗力が弱くなるため、エアコンのフィルターの掃除を定期的に行うようにしましょう。
また、外の空気を取り入れる重要な役割を果たしているのが換気扇です。
そんな換気扇に綿ぼこりなど詰まってしまうと大変危険な状態になるのはお分かりかと思います。
空気に触れる部分はこまめにメンテナンスしましょう。
いかがでしたか?
高気密で外からの空気侵入を防げる反面、中からの汚い空気の排出には気を遣う必要があるのですね。
以上の注意点をきちんと理解して高気密住宅で快適に暮らしましょう。