自分の家をリフォームした場合、税金が優遇されるシステムが幾つかあります。まずは、所得税に関する制度です。一定の要件に見合ったリフォームを行ったら、所得税からの控除が得られるというものです。
具体的には3つのパターンがあります。投資型減税では、耐震やバリアフリー、省エネなどの要件に合致したリフォームが対象となります。入居した年の所得税から、標準的な工事費用相当額の10%、あるいは、控除限度額のいずれか少ない額が控除されます。
次にローン型減税です。返済期間5年以上のリフォームローンを借り入れて行う、バリアフリーや省エネのリフォームが一定要件を満たしていた場合に対象tなります。入居した年から5年間、所得税から控除されます。
そして、住宅ローン減税です。返済期間10年以上のリフォームローンを借りて行うもので、条件に合致したリフォームが対象になります。入居した年から10年間にわたって、所得税から各年の住宅ローン年末残高の1%が控除されることとなっています。リフォームは非常に高額の費用がかかるものですから、減税措置をフルに活用することが大事です。
これが、少しでも安く住宅を維持することにつながるからです。住宅ローン減税と合わせられる点も含めると、大きな減税効果が得られます。もちろん、確定申告が必要なことは言うまでもありません。