和室が減ってる理由

和室の最大の特徴である畳は、千数百年の歴史を持っています。

しかし、現在その畳文化は急激に減少し、ここ20年で3の1にまで減少しているのです。

特にアパートやマンション、分譲住宅で和室があるものはほとんどなく、需要自体が減少しているのではないかと考えられます。

では、一体なぜ和室が減少し、需要自体も減少し続けているのでしょうか。

最も大きな原因の1つとして、日本人のライフスタイルが大きく変化したことによる影響が挙げられます。

床の上で座って、食事をし、布団を敷いて寝る、そんな日本独自の習慣は確実に減ってきていますよね。

和室はさまざまな用途に使用できるため、大人数で生活するのに向いています。

しかし、1世帯あたりの人数が昔に比べて減少していくにつれ、何にでも活用が可能な和室の需要も減少してしまいました。

和室という多目的な部屋を作らずとも、必要な部屋数を作ることができるのです。

もし、洋室ばかりの家に和室を取り入れたとします。

すると、全部の部屋がフローリングの場合に比べて、和室を作る場合は別の施行が必要になってきますので、コストが上がってしまいます。

これらの理由で、和室を作らない家庭が増加しているのでしょう。

マイナス面ばかりに目を向けず、日本独自の文化を継承していくためにも、和室について前向きに考えてみてください。

和室には和室にしかない良さが多くありますよ。

和室のオシャレコーディネート

和室は、古くてダサいなどという固定観念をお持ちではありませんか。

実は和室もオシャレにコーディネートすることで、洋室とは全く異なるオシャレな空間に変えることができるのです。

思い切って和室の壁紙と畳を変えてみるのも良いです。

畳の色と壁紙の色のコーディネートを、どのようなイメージの部屋にしたいのかしっかり考えてから行いましょう。

例えば、青い壁紙にした場合さわやかなイメージになりますし、赤い壁紙にした場合モダンなイメージになりますし、ブラウンの壁紙にした場合は少ししぶいイメージになります。

このときに畳の色を合わせることで、同じ色の壁紙でもそれぞれ部屋の印象が変わって見えます。

和室に洋室家具を置いて、1つの部屋として活用することもできます。

例えば、和室にベットを置いて寝室にしてみるというのはいかがでしょか。

ベットを畳の色に合わせてグリーン基調にし、引き出し家具なども合わせてるとワンランク上のオシャレな寝室に仕上がります。

ベットを置くときは、ロータイプのベットを検討してみると良いでしょう。

他にもロータイプのソファーとテーブルを設置して、リビングルームにしてみるのもいいかもしれません。

ただし家具を置く際には、畳を傷つけないように気を付けましょう。

和室が使いづらい、ださいから洋室に変えたいと考えている方は、洋室に変えるのではなく和室をオシャレにリメイクしてみてはいかがでしょうか。

和室の良さとは

みなさんのお家に和室はありますか。

ないという方も中にはいらっしゃるかもしれません。

今回は、和室が作りたくなるような素敵な和室の良さをご紹介します。

和室と言えば畳を想像しますよね。

その畳にはさまざまな効果があるのです。

まず、最大のポイントとして畳の素材となっているイグサは断熱性、保湿性に優れているという性質があるため、部屋の湿度を自然に調節してくれます。

畳は高温多湿な日本の気候に合っていると言えるでしょう。

さらに、音や衝撃が畳に吸い込まれますので、防音効果や衝撃の緩和が期待できます。

小さいお子様が騒いだり、お年寄りが転んだりした場合も安心ですよね。

畳はさまざまな使用方法があることも良い点の1つでしょう。

洋室なら置いている家具によって、ベッドなら寝室、テーブルとイスならダイニング、と決まった部屋になります。

しかし、和室は座布団や布団は簡単に出し入れができますので、洗濯物をたたむなど家事をすることも可能ですし、急な来客用の部屋としても利用できます。

リフォームなどを検討しているのであれば、ぜひこの機に和室を作ってみてはいかがでしょうか。

和室で心も体もリラックスできること間違いありません。

シンプルモダン 引き算の美しさ

お部屋を作っていく上で、あれもこれもと自分の好きなものを詰め込み過ぎていませんか?

生活感あふれた空間になってしまったり、せっかくオシャレなものを集めてもお部屋の色調が合わず、残念な印象になってしまうこともあります。

ホテルのような、生活感のないスタイリッシュでオシャレな空間を目指している方には、シンプルモダンがおすすめです。

シンプルモダンとは、スタイリッシュで無機質的なスタイルが特徴です。

なるべく物を置かずに、必要なものはクローゼットや棚に直します。

こうすることによって、無駄なくシンプルですっきりしたお部屋が作れる。

また、物をしまう習慣がつくので、片づけやすく散らかりにくいお部屋になります。

カラーはホワイト、グレー、ブラックなどモノトーン調の色味が合います。

家具をモノトーン調の色合いで合わせることによって、シンプルな家具でも洗練された印象を与えることができます。

物をあれこれと揃えるだけではなく、「引き算」することによって、スタイリッシュさを演出することができ、また美しい空間を維持することができます。

純和風住宅の魅力

注文住宅は、自分の自由な設計が可能な住宅購入のスタイルとなります。

自由な設計ができるからこそ、こだわりを追求することが可能であり、最近の傾向としては純和風の住宅も注目されています。

純和風とは昔ながらの日本の伝統的なもののことで、床はフローリングではなく畳を使用し、扉も襖や障子を使用します。

静かで、控えめで、美しい日本の伝統的なスタイルは天然素材で囲まれるため、アレルギー物質の吸引のリスクを低下させることや、夏は涼しく冬は温かみのある住宅環境の良さが魅力的となります。

安価な建売住宅を購入し、老後の建て替えにこうした純和風な住居を選択する方も増えており、落ち着きのある老後を過ごすことが期待できるほか、仏壇などの設置も行いやすいというメリットがあります。

インテリアにおいては北欧や欧米スタイルが人気が高いが、近年はモダンな要素を取り入れた和風住宅も人気が出ているといえます。

例えばリビングではカウンターキッチンがあるリビングダイニングとなりますが、部屋の半分は畳の使用にしたり、和室を並べ、敷居を簡単に取り外せる使用となるものなどがあります。

話題の団地リノベーションって?

高度成長期に建てられた集合住宅である団地。

建築当初は「モダンで都会的なライフスタイルが実現できる」ということで、高い人気を誇り入居希望者が多く集まっていました。

しかし、築年数が経過するにしたがって設計の古さが目立ち、設備の陳腐化が進み、次第に若い世代を中心に敬遠されるようになってきました。

ですが近年、そのような団地が再びスポットライトを浴びています。

それが団地リノベーションです。

古くからある団地をリノベーションすることで、団地の再生を行っている画期的なリフォーム方法のことで、今までの団地の概念を大きく覆すものとして注目されているのです。

低価格で好きなテイストのインテリアにリノベーション出来るので、若い人にも人気を集めているために、高齢化が進んだ古い団地の若返りを図る観点からも積極的に取り入れて、若い住民を呼びこもうとしている団地もあります。

リノベーションされた物件は、団地とは思えない、懐かしさと今どき感があふれている部屋となり、現在のライフスタイルにもピッタリとマッチするために、低コストで質の高い住宅を手に入れたい人たちからの支持が高まっています。

障子のある空間

障子は和風なイメージが強い建具ですが、じつは障子は和風でも洋風でも素敵な空間を作ることが出来るアイテムです。

最近では正方形の格子だけでなく、縦長や横長といったさまざまな形のものが作られるようになりました。

また素材もアルミを使うなど、固定概念にとらわれない斬新なものが提案されています。

カーテンを設置するのもいいですが、障子はカーテンと同じように光を柔らかなものにして取り込んでくれるうえ、建具として部屋の湿度や温度も保ってくれます。

障子を楽しむアイデアとして、障子紙を別の素材に変えてみるのもいいでしょう。

和紙以外でも、布を貼ったり、また障子の一部を別の柄に張り替えたりすることで、全く違う雰囲気を出すことが出来ます。

障子紙よりも安く、コスト的にも楽なので、張り替えて楽しむことも可能です。

あえて障子を貼らず洋風にリノベーションすることも可能です。

障子を貼らないことで、和風な雰囲気や古さをあまり感じない不思議な建具として使うことが出来ます。

日光が直接室内へ入ってくるので、明るく外国の雰囲気を演出します。

省エネについて考える

国をあげて、これからの住まいには適切な住環境の性能が求められています。

しかし、これは住宅にメンテナンスを施しながら長持ちをさせることによって、省エネとさまざまな資源が枯渇しないための取り組みだといえます。

そのような省エネにもっとも効果的なのが、建物の断熱性と機密性を高めることです。

ですが、省エネ住宅は光熱費などのランニングコストが安くなるだけでなく、住空間の快適さの向上につながるという大きなメリットを持っています。

日本の春夏秋冬の季節ごとの気温の変化や、湿度の変化を住環境によって一定に保つことで、酷暑による住宅内での熱中症や厳寒期のヒートショックから身体を守ります。

それにより、身体に負担を掛けることなく安心して生活が出来ます。

また、高断熱・高気密の住宅は、木材の腐食の原因となる「結露」が発生しにくいので、建物が長持ちするといったメリットも備えているのです。

住宅が長持ちをすれば建て替えまでのサイクルが長くなり、建物の取り壊しで出た廃材を捨てる場所の確保を減らすことにもなります。

また、新しい住宅を建てるために必要となる資源の確保も減るので、一石二鳥になるわけです。

シンプルなお部屋で心地よく暮らそう

最新の家電や高級家具、まるでおしゃれな海外のホテルかのような部屋が好きな人、シンプルで落ち着き感のある和室が好きな人など、部屋の好みは人それぞれです。

日本人が暮らす部屋という点で考えたとき、畳文化は欠かせません。

畳にふすま、壁には掛軸というシンプルな部屋は他の国では感じることのできない、まさに日本ならではです。

そのため、誰しもが究極のシンプルさは、和室・和風によく合うと感じざるを得ないのではないでしょうか。

お茶をたてたり、詩歌を楽しんだりする和室は、シンプルの中にもワンポイントで花を活けたり、和文化の雰囲気が漂う小物を使ったりすることで、より日本らしさが引き立ちます。

和室だけに限らず、多くの時間を過ごす部屋がきれいだと運気も上がり、心が軽くなるような気がします。

汚れをきれいにすることにより、何よりも身体が健康になり、健康な身体こそ良い気を呼び込むのです。

また、断捨離をしてたまったものを整理することも運気アップに繋がります。

ストレス発散にもなり、すっきりしたシンプルな部屋で心新たに暮らしてみるのも良いでしょう。

玄関に置きたいもの

玄関はお客様をお迎えする時に、真っ先にお客様の視界に飛び込んでくるものです。

お客様にいい印象を持って頂くために、玄関に置いておきたいものを考えてみましょう。

まずは何点か絵があるといいでしょう。

小さな絵の描いてあるものを何点か購入して、飾り方に工夫を凝らしてみるだけでもだいぶ違います。

絵をS字型に並べると、美術館に来たような印象をお客様に与えることができます。

次に、玄関マットをコットンやシルク製に変えるといいでしょう。

雨が降ったときには吸水性を発揮する素材ですし、丈夫で洗いやすい上に乾きやすいので経済的です。

見た目の印象もよいので、お客様を気持ちよく御出迎えできます。

最後に、傘立てをオシャレで軽いものにするといいでしょう。

傘立てを天気に応じて動かすことを考えて選んでみてください。

お客様の性別や年齢層も考慮して傘立てを選んでおくと進んでお使い頂けるでしょうし、余計な水気を居間に持ち込むことがなくなるので手間が省けます。

お客様目線に立ちながら、快適な暮らしを実現できるように玄関周りをアレンジしてみましょう。

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