注文住宅ってなに?〜自分に合ったデザインを〜

各地で分譲されている一戸建て住宅の多くは間取りが決まっていますが、自由に間取りや設備が決められるのが、注文住宅の特徴です。オーダーメイドの注文住宅を新築する場合には、土地を購入してから建築プランを選ぶのがポイントです。

スタッフと相談しながら、じっくりと家づくりに取り組むことで、理想の住まいが実現できます。 またオーダーメイドの設計を依頼する場合には、キッチンやリビングルームのように、利用頻度の高い場所にこだわることが重要です。

使いやすいシステムキッチンを選んだり、動線を考えて設備の配置を決めると、住まいが完成した後も快適に暮らせます。 そして満足度の高い住まいを実現するには、様々な施工事例を参考にして、計画を具体化することも重要です。

モデルハウスを訪れて内部を見学したり、住宅展示場で専門家と相談をして、建築プランについて理解を深めるのがポイントです。 設計と建築の分野ではIT化も進んでいるので、施主のニーズに合ったプランも、スピーディーに提案してもらえます。

特に健康を意識して注文住宅を建築する時には、部屋の配置だけではなくて、国産材のように建材にもこだわるのが理想的です。

理想のリフォームを行うために part3

前回までに理想のリフォームを行うためのポイントについてお伝えしてきました。
特にイメージの伝達は盲点となりがちなのでみなさんもご注意ください。
今回は、理想のリフォームを行うために、見逃しがちな注意点についてご説明します。

・忘れがちな採光やイメージのしづらい建築資材
大規模なリフォームになるほど、これまでのお家とは変わってしまう点に注意しなければなりません。
特に採光には注意が必要です。採光を意識しないままリフォームを進めてしまうと「以前より暗くなった…」と感じることや、間取りなどが変わったことで光が差し込まなくなったなどの問題が生じる可能性があります。

また、増築や壁の増設などを行う際には資材などにも注目するようにしましょう。
建材によってはお家の断熱性や耐久性、防音性が大きく異なる場合もあり、お家の快適さに影響します。
資材については知識がないとなかなかイメージがしづらいため、担当者に特徴やデメリットなどを訪ね確認しつつ、お家にあったものを選ぶようにするとよいでしょう。

いかがでしたか?
理想のリフォームを行うためのポイントについての記事は以上になります。
お家は長く使うものなので、長い目で見て満足のできるものを選択することが大切です。
見逃しがちなポイントにも目を配ることで失敗を減らすことが可能なので、慎重にリフォームの計画を進めてくださいね。

理想のリフォームを行うために part2

前回は理想のリフォームに必要な考え方の基本となる優先度についてお伝えしました。
今回は理想のリフォームで重要になる「完成後のイメージ」についてお話したいと思います。

・完成後に「思ってたのと違う…」を防ぐために
何度も相談を重ねてお願いしたのに「出来上がったのは全くイメージと違う家!」という話は頻繁に耳にします。
リフォームの相談では依頼主様の希望を聞き、それを元に担当者が設計する流れになりますが当然依頼主様が「想像している完成図」を100%担当者が理解しているか、というと少し難しい話になってしまいますよね。
そのため、理想のお家を作るためにはイメージ伝達は非常に重要な要素になります。

・理想に近い施工事例の写真や絵などの資料を用いる
最もイメージを伝えるのに有効な手段は写真などを用いた説明です。
こういう風にして欲しいといったことを図解的に説明することが出来ますし、同じ画像を見ている以上解釈の違いなども生まれにくく確実性があります。
とはいえ、希望のものと近い資料を探しても見つかるとは限らないので簡単な絵を用いるのも有効な手段かもしれません。
大切なのは担当の人に理想のイメージが伝わった!という確信を持つことです。
そのために何度も相談を重ねて確認を行うの非常に重要なポイントのひとつといえるでしょう。

理想のリフォームを行うために part1

 

長年使っていたお家が段々と古くなったり、家族が増えてリフォームをお考えの方もいらっしゃると思います。

考え出すとアレやこれもついでだからつけてしまおう…と費用が膨らんでしまいがちですがせっかくのリフォームです。
滅多にない機会なのでどうせなら満足のできるリフォームにしたいですよね。

今回から数記事に渡って、そんな理想のリフォームを実現するためのコツについてお話したいと思います!

・理想のリフォームを行うために重要なのは「優先度」と「資金」
当然、リフォーム箇所やクオリティを上げようと思うと際限なく予算が膨れ上がってしまいます。
ですが、リフォームに充てられる費用はそう簡単に増やせるものではありません。
そういった時にはリフォーム箇所に優先度をつけ、優先度の高いところから予算に収まるように割り振っていくと計画を立てやすくなります。
また、担当者に優先度を伝えることで相談も進みやすくなるため是非とも考えておきたいことのひとつですね。

・優先度のつけかた
多くの場合、リフォームは必要に駆られて行うことなので修繕・改修の必要な部分が当然第一になります。
その次には、リビングやお風呂など頻繁に利用する場所に予算をかけるべきでしょう。
頻繁に利用する場所は生活の中で目にする機会が多いため、クオリティを下げた場合に後悔などが込み上げてきやすい場所でもあります。
また、来客時などにも見られる部分なので質の良いリフォームを行っておくと安心できますよね。
その他にも依頼者様によってこだわりなどがあると思いますので、そういったことを加味しながら理想のお家に必要な要素を探していきましょう。

老後の田舎暮らしの注意点

老後に田舎へ移りたいという人は多く、実際に移住を行って充実したセカンドライフを過ごされている方はたくさんいます。
前回ご紹介したように老後を過ごすには田舎は優れた点もみられ、快適に老後を過ごすには適しているかのように思えますよね。
しかし、老後に田舎へ移住することには多くの問題もはらんでいて移住後に失敗したという方がいるのも事実です。

今回は、老後の田舎暮らしにおける注意点についてご説明したいと思います。

・娯楽が少ない
田舎には当然ながら都会と比べ娯楽が少なく、退職後に時間ができたとはいえどのように過ごしたらいいかわからないという方も多くいらっしゃいます。
これまで多くの娯楽に囲まれて生活を送っていた人にとっては、田舎での暮らしは退屈なものに感じられるかもしれません。
幸いにも田舎のコミュニティでは深い付き合いのあることが多いので、趣味を共有できる方などがいらっしゃれば問題がないかもしれませんが、充実した老後を送るためには田舎で暮らす上での娯楽は大きな課題となっているようです。

・後期高齢者には田舎は不便であることも
田舎は交通手段に乏しく、買い物や病院の位置なども限られるため少し出かけるにも時間がかかってしまいます。
近年問題となっている介護についても、そもそも人手がなくては機能しづらく、人の少ない田舎でも介護サービスは十分とはいえないでしょう。
高齢者の多い自治体では高齢者宅の見回りなどが実施されていますが、やはり介護などが必要になった場合にもご子息はまだまだ現役世代。
すぐに様子を見に行けないことを心配する声もよく耳にします。

老後に田舎でセカンドライフ!老後に田舎が良い理由

田舎でセカンドライフ

都市一極化が進む日本で、地方創生は大きな課題のひとつです。
若者が都会に進出したり、高齢化が進み衰退しつつある田舎へ人を呼び込むためにさまざまな取り組みが行われています。

都会の喧騒から離れて自然の中での暮らしに憧れる人も多く、「退職後は田舎で暮らしたい!」という声は昔からよく聞きますよね。
仕事も人が都市へ流れたり、離れることができない理由のひとつなのでこういった声が挙がることも無理はありません。
その他にも、子どもが独り立ちしたのを機に田舎へと移るご家庭も多く見られます。

このように、退職後や老後に都会から田舎へ移る人が多いのにはどういった理由があるのでしょうか。
今回から数記事に渡り老後の田舎暮らしの実態や魅力、注意点についてお話します。

・生活にかかるお金が抑えられる
退職後に収入が年金などに限られる中、貯金などで暮らしていく場合には都会は少しコストが高くなってしまいます。
田舎では住居や土地が都会と比べ安いほか、生活にかかる費用もグッと抑えられるため老後の生活収支を改善できるということを期待する方も多いようです。

・コミュニティでの交流がある
これまでは仕事で日中会社で働いていた人が、退職をきっかけに人との交流がぱったりとなくなるということも少なくありません。
田舎では人口が少ないこともあり、ご近所付き合いが深いことが多く交流が活発な傾向にあります。
このように田舎特有のコミュニケーションを得られることも老後の田舎暮らしの魅力のひとつかもしれません。

若者の田舎生活に抱える不安 Part2

前回より引き続き、田舎暮らしを始める前に田舎へ移住する若者のリアルを確認してみましょう。

・最も大きな壁は地域のコミュニティ
田舎で暮らす人々は、小さなコミュニティの中で何十年と助け合いながら暮らしてきた方が多いです。
そのため、これまでの生活が変わってしまうことや古くから行ってきたやり方や、伝統を大切にされています。
「他所から移って来た人が自分たちの生活を荒らしてしまうのではないか」という警戒心が働くことも少なくなく、田舎は閉鎖的だといわれる所以ともなっているのではないでしょうか。

反対に、田舎の人々の近すぎるコミュニケーションに抵抗を感じてしまう移住者も少なくありません。
良くも悪くも開放的な生活を行っている地方が多いため、近隣住民の過干渉やご近所付き合いが負担になることも。
郷に入れば郷に従えといいますが、これが大きなストレスとなり田舎を離れてしまう方も少なくありません。

反対に、田舎の文化を受け入れ生活を送ることができれば、このコミュニティはむしろ生活で心強いものになります。
困ったことがあれば助け合ってきた環境だからこそ、一度輪の中に入ってしまえば新生活を送る上でも信頼できるコミュニティだと言えるでしょう。

以上で若者の地方への移住についての記事は最後となります。
地方創生が謳われるようになって以降、地方で若者が活躍するケースも頻繁に見られるようになり、田舎暮らしが新しいライフスタイルのひとつとして認知され始めています。
これまでの生活を捨てることは簡単なことではありませんが、勇気を持って踏み出せば今の生活を変えたいと考える人にとってはとても魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

若者の田舎生活に抱える不安 Part1

これまでに地方へ移住する若者が増加している理由についてご説明しました。
都会では味わえない経験や癒やしを求める人が多い一方で、若者を求める地方の政策などをきっかけに、いわゆる「田舎ブーム」が起こっています。

しかし、若者の地方移住が増える一方で、田舎暮らしを初めて間もなく都会へ帰ってしまう若者も少なくありません。
今回は若者の地方移住における失敗や落とし穴についてご説明します。

・「思っていたのと違う…」多くの方が理想とのギャップを感じる理由
前回までにご紹介したように、多くの若者は閑静で自然豊かな環境を求めて移住してくることがわかりました。

しかし、子育てや脱サラなどを機に「田舎で新生活を始めよう!」という方が田舎にやってきて感じることは、「これまでの生活よりも不便になった」ということです。
当然ながら田舎には娯楽が少なく、同年代の子どもが少なかったり、田舎で育った子どもが進学や就職を機に都会へ出ていくことが多いのも事実。
こういった事情から実際に移住を行ったものの、逆に田舎暮らしに飽きてしまう、疲れてしまうという方も多いのが現状となっています。

地方へ移住する前に、これまでの生活とどう変わってしまうのかというイメージを持つことが大切です。

古民家の保全を行う「日本民家再生協会」とは

日本の住文化の歴史は伝統的な木造建築から、現在までにさまざまな形で変遷してきました。
日本は四季があるため、さまざまな気候や天候にも対応できるようにさまざまな工夫が凝らされており、畳や縁側といった日本ならではの特徴も見られます。
しかし、現在では西洋の技術を用いた洋風建築が主となっており、日本古来からの様相を保った建造物は姿を消しつつあります。

こういった流れの中で、ユネスコの世界遺産に登録された、伝統的な合掌造りで作られた古民家が立ち並ぶ岐阜県白川郷などをはじめ、全国的にも文化の保全や再生活動に取り組む事業も活発になっています。
これら活動を主導するのが日本民家再生協会(JMRA)です。
日本民家再生協会は古民家の持つ魅力を学び伝え、古民家の再生事業や移譲などを補助する活動を行っています。

今回は注目されつつある古民家の魅力とそれらを保護する活動について見ていきましょう。

・古民家は日本の文化的財産
古民家とは、実際に人が暮らしていた古い民家のことを指します。
具体的な古さなどは定義されていないものの、伝統工法で作られた家のことを古民家と呼ぶことが多いようです。
伝統工法で建てられた家はそのものが日本の技術や歴史を感じられる財産であり、次代へと受け継いでいくべき建造物といえるでしょう。

・民家バンク
日本民家再生協会が実施する「民家バンク」では民家を手放したいという人と、民家を譲り受けたいという方の架け橋となる事業のことです。
「移築再生」と呼ばれる民家の移動と再生作業が必要な物件であることが前提とはなりますが、民家自体は無償で引き取ることが可能で民家に移り住みたい方へと民家が受け継がれる仕組みとなっています。

なぜ今「古民家の商業利用」が注目されるのか

古民家が多く現存する千葉県では、利用されなくなった古民家を再生して商業利用されることが非常に多くなっています。
「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている香取市佐原地区では飲食店や宿泊施設、更には古民家博物館として利用されるケースが見られ、簡単に古民家の雰囲気を味わうことが可能です。

しかし、なぜ古民家が商業施設として利用され始めているのでしょうか?
今回は、古民家の商業利用に焦点を当てて古民家の魅力に触れてみたいと思います。

・古民家の本質的価値が見直されている
古民家は文字通り古くなった民家を指すのですが、伝統的な建築様式で建てられていて文化的価値を持っていたり、古い建材が歴史を感じさせる様相がインテリアとして非常に人気となってきました。
これらの古民家が活用されず壊されている現状に警鐘を鳴らすかのように古民家の価値が見直され、再生利用が活発となっています。

特に商業利用であれば実際に古民家の購入を行うこと無く、訪れるだけで古民家に触れることが可能なため商業利用が活発となっているのではないでしょうか。

・古民家事業に対して補助金が出る
こういった古民家保全の潮流を受け、自治体によっては古民家の再生に補助金を出すところが見られるようになりました。
古民家が多く現存する土地は多くの場合、過疎が進んだ地区であることが多く地方創生を掲げる政府の方針とも古民家事業によって宿泊客などを呼び込むなどの目的が一致し、より注目を浴びることとなっています。

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