あなたは知っている?古民家を選ぶ際の注意点とは?

「古民家を選ぶ時ってどこを見ればいいの?」
この様な悩みを持っている方は意外と多いのではないのでしょうか?現代の住宅とは特徴や工法が大きく異なる古民家は、物件の良し悪しを見極めるのが難しいものです。

しかし、売り出されている物件の中には、リノベーションに向かないものもあるので注意が必要です・そこで今回は古民家を選ぶ際のポイントをいくつかお伝えします。

■梁・柱
古民家の基礎ともいえるのが梁や柱といった部分です。当然、古民家を選ぶ際にも確認するべきポイントでしょう。梁や柱に使われている木材の質だけでなく、その構造やどのように組まれているかもチェックしておきます。

■木材の腐朽具合
使われている柱材の状態も大切なポイントです。一見きれいな状態でも内部が腐っていたり、シロアリにやられていたりすることもあるので注意しましょう。

■雨漏りの被害
築年数が長い古民家には雨漏りが起こっている可能性もあります。雨漏りがあるかどうかは天井裏の柱の状態で分かります。もし柱が腐っていると、雨漏りの被害を受けている危険があります。

■傾斜
木材の腐朽により、建物が傾いている危険もあります。小さな傾きは目視だけではわからないこともあるので、きちんと傾きを測る必要があります。

 

いかがでしたか?今回は古民家を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを簡単に紹介しました。ぜひご参考にしてください!

古民家を好きな場所に移せる!?古民家移築の種類と魅力とは?

最近古民家を利用している旅館やカフェが増えていますよね。実はこのような、古民家カフェや旅館は、古民家を移築して利用しているケースが多いとご存知ですか?

このように古民家を好きな場所に移すことを「古民家移築」と言います。今回は、そんな古民家移築の種類とその魅力をお伝えします!

■古民家移築は2種類ある
古民家を移築するには大きく分けて2種類あります。「解体移築」と「曳家(ひきや)工法」というものです。ではそれぞれの特徴を見ていきましょう!

・解体移築
古民家を一度解体し、希望の場所で再生する移築方法です。一般的な解体と異なり、重機を使用せず人力で解体します。非常に高度な技術を要するため、現在では限られた業者のみが請け負っています。

・曳家工法
曳家工法とは、建物をそのまま引いて移動させる移築方法です。建物を基礎から切り離し、そのまま目的地まで引いていきます。

■古民家を移築させるメリットとは?
リフォームと運搬の両方を行う古民家移築では、工事費用は高額になります。しかし、現代の住宅にない古民家の居心地の良さを好きな場所に移動させられるのは魅力的でしょう。

いかがでしたか?今回は古民家移築の2つの手段と、その魅力をお伝えしました。ぜひ参考にしてください!

千葉の古民家再生のプロが教える!失敗しない古民家探しの秘訣とは?

「定年を機に古民家を利用して田舎暮らしを始めたい。」
「古民家を活かした住宅に住みたい。」
この様に、様々な理由で古民家を見つけたいとお考えの方は多いと思います。

実際、近年は古民家再生が注目されており古民家の人気や需要が高まっています。そのためになかなか自分に合った古民家が見つからないという人もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は失敗しない古民家探しのポイントをお伝えしていきます!

■地域を決める
古民家探しはまず、どこに住みたいのかを決めることから始めます。その際に気を付けておきたいのは季節ごとの暮らしやすさの違いです。

地域によっては夏と冬で住みやすさが全く異なります。気になっている地域には季節を変えて訪れるのがおすすめです。住みたい場所が決まった後は、その地域の不動産に連絡し、空き家や古民家を探していきましょう。

■古民家物件専門の業者を探す
最近のブームを受けて、不動産会社の中でも「田舎暮らし用の古民家」を専門に扱っている業者も増えてきているようです。このような業者ならば、普通の不動産会社よりもその地域の古民家物件情報を多く持っているでしょう。

また、どの程度の修繕や改築が必要か、という観点で物件を紹介してくれる会社もあります。

いかがでしたか?今回は古民家の物件を見つける際のポイントを簡単にまとめてみました。ぜひ理想の古民家探しの参考にしてくださいね!

これで見つかる!古民家探しがうまくいかない時の見つけ方をご紹介!

最近の古民家ブームを受けて、古民家で暮らしたい、移築させたいとお考えの方は多いのではないでしょうか?しかし、なかなか理想の物件は見つからないものですよね。

古民家探しでは、地域の不動産を利用するだけだと限られた情報しか手に入りません。そこで今回は自分に合った古民家を見つけるための見つけ方をご紹介していきます!

■協会を利用しよう
各都道府県には、一般社団法人古民家再生協会という協会が存在します。そこに連絡することでより広い地域の情報を知ることができます。

地元の不動産会社はどうしてもその地域の物件情報しか取り扱っていないことがあります。古民家再生協会を利用すればより多くの物件情報を手に入れることができるでしょう。

■ネットを利用する
古民家を譲りたい人と、そこに住みたいという人同士をマッチングするサイトも存在します。また、古民家の物件情報を紹介しているようなサイトも数多くあります。

そのようなサイトを利用すれば、自分に合った住宅を探し出せる可能性は確実に高くなります。おすすめのサイトを2つ紹介します!

・空き家バンク
空き家バンクは自治体が運営している売主と購入希望者とのマッチングを行うサイトです。

・古民家住まいる
このサイトではプロの古民家鑑定士が鑑定した物件を探すことができます。

 

いかがでしたか?今回は古民家を探す最終手段をお伝えしました。物件探しに苦労している方は、紹介した方法を試してみてください!

いつから始めるべき?田舎暮らしの際に気を付けるべき注意点とは!

「定年を機に田舎に移り住みたい!」
「こどもも独立したしそろそろ田舎に移ろうかな?」
このように、老後をゆっくりした田舎で暮らそうと考えている方は多いのではないでしょうか?都会に暮らしていると、いつも時間に追われていると感じてしまいますよね。

せめて老後くらいはゆっくり田舎暮らしを満喫したいものです。
しかし、いつから田舎に移住すればいいのか迷っている方も多いはずです。

そこで今回は田舎暮らしをスタートさせる前に気を付けるべき注意点を簡単にお話ししていきます!

■家族の反応は?
都会で仕事に追われていると、ついゆっくりした田舎での暮らしに憧れてしまいますよね。テレビでゆっくりした田舎での生活が特集されていたりすると、より憧れてしまう方も多いと思います。

しかし、田舎に移住すると変わるのはあなたの生活だけではありません。子供や、パートナーの生活にも大きく影響があります。家族の意見にも耳を傾けてみましょう。

■リアルな田舎の生活をイメージしよう!
緑に囲まれ、家庭菜園で野菜でも育ててのんびりと暮らしたい。こんな田舎暮らしを想像している人も多いと思います。しかし、田舎の暮らしには不便がつきものです。

お店や病院が近くになく、買い物や銀行に行くのにも一苦労です。田舎への移住を考える前に、田舎で暮らすデメリットについても考えてみましょう。

 

いかがでしたか?

今回は田舎暮らしを始める前に考えるべきポイントを少しお話ししました。もちろん田舎の暮らしには都会にはない魅力がたくさんあるでしょう。

しかし、その反面、不便と隣り合わせともいえます。ぜひ、メリットとデメリットを検討した上で、田舎暮らしを決断してください!

古くなった家でビジネスを!民家再生の知られざる可能性とは?

最近古くなった家をリフォームして、観光客に貸し出しを行う民泊というサービスが流行っていますね。
Airbnb(エアビーアンドビーと読みます)も持ち家をCtoCで賃貸するサービスで、要は民泊と同じ形態のものです。

そんな民泊のもとになっているのが、今まで使われていなかった空き家の存在です。
古くなってしまった民家や誰も使っていない物件を、新たに短期の賃貸物件として提供することでビジネスが生まれたのです。

そこから古くなってしまった物件をより魅力的なものにしてから貸し出したいということで、民家再生の事業が流行し、古くなってしまった民家への見方が変わってきたのです。

民家一軒のリフォームには、高いもので4,000万~6,000万円という費用がかかりますが、賃貸としての利用、ひいては将来的な住宅としての利用を考えれば、そこまで高額なものとはとらえられなくなってきています。

今後、空き家の増加というのは進んでいきます。その中で、自分の持つ物件だけでなく、他の使われなくなった物件の使い道を考えていくというのは、資産の有効活用という観点で推奨されていくでしょう。

そのため是非、古くなった家でビジネスをしたい、地方に使わなくなった持ち家があって困っているという方は、有効活用という観点で不動産の使い道について考えていってもらいたいと思います。

民家再生、リフォームにはどれくらいの期間がかかるのか

民家再生をしたいとお考えの方、実際リフォームにはどれくらいの期間がかかるかご存知ですか?
期間の長さによって、どれくらいの工事が、どれくらいの予算で出来るのかが変わってきます。

そのため、リフォームを始める前にどれくらいの期間が民家再生にかかるのか、知っておく必要があるのです。

今回は、リフォームにかかった期間の違いを三つの民家再生例を用いて紹介していきたいと思います。
まず一例目は、築109年の伝統的な古民家を改装した例です。

日当たりが悪く圧迫感のあったリビングの南側の壁を壊し、光と風を一気に取り入れられる吹き通しの構造に改装しました。

工事面積も57.40㎡とリビングの一部を改修するだけであったため、工期は31日、費用は858万円のコンパクトな内容でした。

次に紹介する二例目は、築80年・旧家特有の広くて暗い玄関を改修した例になります。
二階建ての構造を利用して、玄関の二階部分を吹き抜けにし、縦に広く明るい玄関スペースを作り出しました。

工事面積は玄関に和室や応接室を加えた84.02㎡、工事は中規模のものになったため123日の工期と2,020万円の費用がかかりました。

以上二つの事例は、リビングの一部や玄関といった民家の一部だけをリフォームしたものです。
部分リフォームでかかる期間の参考にしてみてはいかがでしょうか。

民家再生リフォームで、バリアフリー住宅に変身させることが出来る?

両親が年を取って、昔ながらの住宅に住まわせているのが心配という方、バリアフリー住宅への改修を考えたことはありますか?
近年、高齢化社会の進展に伴ってバリアフリー化した住宅の購入を検討される方が多くなっています。
一方で、古くなった民家をリフォームして、これからも長く暮らせる家づくりをすることも、選択肢の一つです。
よくある例としては、ご高齢の両親を抱えていて暮らしやすさや安全面を考慮して、都会の分譲マンションに住まわせたい。
しかし、今ある家屋が代々受け継いできたものでそこを手放すわけにはいかない。
こういった場合、議論が予算的な話に偏ったり、平行線を辿ったりすることで、なかなか話が前に進まないというのが一般的です。
その時、既存の伝統家屋を住みやすくリフォームすることが問題の解決につながるという場合があります。
古くなった民家を再生させる民家再生リフォームでは、お客様の要望に合わせてバリアフリーを意識したリフォームにすることもできます。
費用面で考えても、分譲マンション一件を購入するよりも安く済んでしまう場合が多くお得です。
田舎に住む両親の暮らしが心配である、古くなってしまった民家のリフォームをしたいという方は是非参考にしてみてください。

民家再生に興味のある方!リフォームの際は耐震工事も忘れずに!

代々受け継がれてきた伝統的な家屋が地震でつぶれてしまう、なんてことを想像したことはありますでしょうか。
日本の伝統的な旧家というのは見た目の美しさだけでなく、気候的な快適性も考えられていて素敵ですよね。

しかし、築何十年という長い歴史を生きてきた家屋には残念ながら耐震工事がなされていないものが大半を占めています。
そのため古民家に住まれるご家族の方の安全を考えると、なるべく早く耐震基準を満たした家屋へのリフォームを施してあげる必要があるのです。

ところで、皆さんは民家再生という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

古くなった民家を旧家そのものの良さを残しながら住みやすくリフォームすることで、住宅飽和状態の日本では近年推奨されているものです。

旧家の持つ木の風合いや周りの風景を含めて、新築や都会のマンションには出せない味わいが出せることから価値が評価されていますが、そのような民家再生の際に同時に耐震補強の工事をされる方もいらっしゃいます。

見た目は伝統的な木造家屋でありながら使いやすさは抜群で、耐久性にも優れた家屋が作れるというのは民家再生の素晴らしい点です。

そのような民家再生のリフォームの際にも、せっかく改築した家が地震に負けないように工事を施しておくことはむしろ必須と言えるのかもしれませんね。

民家再生を活用して田舎暮らしを始めよう

のどかな田園風景が広がる農村で田舎暮らしをしてみたい、と考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
日本の田舎の風景は広い田んぼや緑豊かな山の景色が広がっていて、とても心が落ち着くものですね。

しかし、実際に住もうと思っても両親や祖父母の実家がない限り、なかなか自分で新しく家を建てようとは考えられませんよね。

そこでおすすめなのが、民家再生を活用した田舎暮らしです。
田舎暮らしに民家再生を活用するのには、大きく三つのメリットがあります。

一つ、既存の民家を使うため費用を最小限にとどめられる。
民家再生の場合には、既存の骨組みを活かした家づくりができるため、その場の風景に合った家にすることができます。

また、耐震やバリアフリーなど必要な細工に必要なだけお金をかけることができるので、費用は最小限です。

二つ、土地や水田など所有されていた財産を手にすることが出来る。
元々の家主が家の立つ土地だけでなく、周辺の土地を所有しているという場合が多いため、農業を始めるチャンスをつかめるかもしれません。

三つ、国の役に立つことが出来る。
少しオーバーな表現ですが、現在日本では空き家の増加が社会的な問題となっており、住み手のない古民家を改修して住むことは国の意向にも沿った暮らしになります。

地域によっては補助金が出るところもあり、この流れは今後も進められていくことでしょう。

以上、このような観点から民家再生を利用して田舎暮らしをすることにはメリットがあり、多くの田舎暮らしを望む人たちにおすすめしておきたいと思います。

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