古民家の良さを知っていますか?~古民家再生について~

古民家には様々な良さがあります。

最近ではそんな古民家をまた再生しようとする古民家再生がリフォームの一つとして行われることも少なくありません。今回はそんな古民家再生についてお話しします。

~古き良き古民家~

古民家は古くからの知恵を用いて様々な木材を適材適所に使っています。土台や大引、根太等に使われる材はほとんどが栗材です。

大黒柱は堅さや美しさのある欅材が主で、栗材も使われています。柱となると北側や湿っている所には栗材、その他は杉材が多いようです。

差し鴨居、ツリと呼ばれるものは、良いところでは欅材、一般には松ですが杉材もまれにあります。材木を使い分けることで家が長く持つ工夫がされているのです。

~古民家再生~

古民家には地場で育った太い良材が惜しげもなく使われています。中にはお金に換算できないような立派な木材が使われているものもあります。

そんな古民家はご家族にとってかけがえのない財産です。先祖代々引き継いだ家を手放したくないと思われる方も多いことでしょう。

しかし、「もう古いから…」と思い解体してしまう方もおられます。そんな方のために古民家をまた使えるようにリフォームすることを古民家再生といいます。

古民家には伝統や数々の思い出、良い木材が詰まっています。取り壊しを考えている方は一度、古民家再生も考えてみてはいかがでしょうか。

家をリフォームするべきか買い替えるべきか ~リフォームの特長について~

リフォームを考える上で、新築に買い替えたほうがいいのか、リフォームしたほうがいいのか悩むこともあります。

そんな方のために今回はリフォームの特長についてお話しようと思います。

◯リフォームの特長と注意点について

リフォームの特長は、住宅の資産価値は増やすことなく、あくまでも元の状態の資産価値を復元するというところです。取扱業者などによってもリフォームの範囲は異なりますので一概には言えませんが、概ねこのように捉えておけば問題ないでしょう。

また、地震の多い日本においては、耐震強度の補強などもリフォーム案件として多く行われています。

リフォームは住まいの一部だけを工事するため、長期間大掛かりの工事をするリノベーションや建て替えとは違い、仮住まいや引越しをする必要がありません。

そのため、工事費以外にも仮住まい費用や引越し費用を出費することがなく、純粋な工事費用だけを見積もればいいのが特長です。

 

いかがでしょうか?
リノベーションと比べ、規模はコンパクトなリフォームですが、工事をした部分に関して言えば、見た目は新築同様になります。
したがって、家全体の老朽化というよりは部分的な改修が必要だというケースではリフォームを選択するのが得策ですね。

田舎暮らしってどんな感じ? ー田舎暮らしのメリットについてー

豊かな自然に囲まれ、人も少なくゆったりとした時間の流れる田舎での暮らし。最近は東京などの都会から抜け出し田舎暮らしを始める若者も増えています。

そんな田舎暮らしにはどんなメリットがあるのでしょうか。今回は田舎暮らしのメリットについてお話します。

◯田舎暮らしのメリット

田舎暮らしには多くのメリットがあります。今回はその中からいくつかをご紹介します。

♦家賃が安い

家賃が3LDKで5万円のものは普通にあり、中には家賃が2万円~3万円など非常に安いものもあります。

広い敷地がありながら破格の値段で住めるのは田舎暮らしにおける非常に大きなメリットです。

♦自然が豊か

やっぱり自然が豊かです。近くには山や小川が流れていることが多いため、少し歩けば釣りができたり、山登りができたり、夜になったら空気が綺麗なため天体観測が楽しめたり、自然を身近に味わうことができる環境になっています。

また広大な敷地には家庭菜園を持つことができますし、自給自足の生活も送ることができます。

♦近隣を心配する必要がない

田舎では一軒一軒離れていることが多いです。そのため外でバーべキューをした時の煙や匂いを気にする必要もありませんし、夜中に音楽を弾いたり聞いたりすることに対してもお隣を気にする必要がありません。

 

このように田舎暮らしには多くのメリットがあります。是非田舎暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?

最近注目されている古民家再生 いったいどんなことをするの?

古民家の持つ古きよき佇まいや田舎暮らしへ憧れを持つ人たちを中心に、古民家住宅で暮らすことが注目されています。
伝統構法で建てられた住まいには、先人たちの知恵によって自然の木の良さを生かした様々な工夫が施されています。

そんな古民家ですが、そのままでは住むのが難しい状態であっても、リフォームによって再生できることがあります。今回はそんな古民家再生とは具体的にどのようなものなのかについてお話しようと思います。

◯古民家再生で行うこと

古民家再生リフォームでは主に次の2つを行います。

♦梁や柱の再生

梁や柱などは、古民家を支える構造材です。長い年月の間に傷んでしまった梁や柱は、新しいものに交換するか金物等で補強をして、強度を保つ必要があります。

また、耐震性に問題がある場合にも補強工事が行われます。一般的な住宅では柱や梁はみえない造りですが、古民家のリフォームでは良い材木が使われていることもあり、柱や梁はそのままにすることも多いです。

♦断熱性の補強

古民家は夏を旨としてつくられており、夏は風が循環して涼しいものの、冬は隙間風や底冷えで寒い家が多いです。

そこで、断熱リフォームでは主に床下と外壁のリフォームによって冬も過ごしやすい住まいへと変えていきます。

古民家には古き良き佇まいや自然への配慮やそれを活かした工夫があります。古民家をお持ちの方は是非、古民家再生について考えてみてくださいね。

リフォームをする前に知っておきたい! -リフォームのデメリットー

リフォームを考える上でリフォームのメリットやデメリットは知っておきたいですよね。今回は家をリフォームするデメリットについてお話ししてみようと思います。

◯リフォームのデメリット

リフォームの特徴として「一部分だけを改修すること」があります。この「一部分を改修すること」という特徴は、リフォームのデメリットとも言えます。

一部を改修するということは、逆にいえば間取りの変更などの大掛かりなデザインの変更ができないということだからです。
あくまでも新築のときの状態を取り戻すことを目的として行われるため、当初のデザインの変更は原則としてできないことが、リフォームのデメリットといえるでしょう。

例えば、家族が増えたりして部屋の数が足りなくなってしまった場合や、子供の成長に伴って子供部屋を新たに作る場合などはリフォームでは対応できません。この場合は、リノベーションの範疇になります。

内装や外装に限らず、表面的な改修についてはリフォームで十分対応できますが、家の基礎部分や内部構造自体を強化するという工事をリフォームという範囲でやってしまうと、リノベーションや建て替えよりも劇的な変化は見られないのに、費用は高くついてしまうといったようなことが起こり得るということは特に注意しておきましょう。

リフォームするか悩んでいる方は、以上のような点について考えてリフォームを検討してみましょう。

田舎暮らしで自給自足生活を送ろう ~農業のはじめ方(思考編)~

田舎暮らしを考える上でやりたい仕事として、やはり農業について考える方は多いです。そこで今回は、田舎に移り農業を始めるうえでどのようなことを考えていけばいいかについてお話しようと思います。

◯農業を行ううえで考えること

~まず、どんな農業をするのか~

ただ「農業がやりたい!」と言っても漠然としすぎています。
まずは自分がどんな作物を作りたくて、どのような農業がやりたいのかをイメージしましょう。

移住する場所によって決めてもいいのかもしれません。季節によっても栽培できる作物が限られます。
難しく考える必要はないので、自分や家族が好きな食べ物を思い浮かべてみましょう。思いついた食べ物はあるでしょうか?

~収入について~

月にいくらあれば生活していけるかを先に考えておくのはとても大切です。
具体的には家賃・保険・ガソリン代・光熱費・養育費など、自分が生活していくのに必要なお金を計算しておきましょう。農家といっても様々な種類や方法があり、「農業を始めれば食べていける」とは限りません。

収穫量や価格は変動がありますし、自然が相手になる仕事なので、台風や豪雪などの自然災害に遭う可能性も考えておかなければいけません。まずは、1ヶ月間生活していくのにいくら必要で、自分が思い描いている農業でその収入が実現できるのかを検討しましょう。

農業の収入の指針になるのは、農林水産省の農家収入データや地元の農協や県の農業普及員に聞いてみると参考になるかもしれません。

以上のような点について農業をする前には注意しておきましょう。

田舎暮らしで自給自足生活を送ろう ~農業のはじめ方(土地編)~

田舎暮らしを考える上でやりたい仕事として、やはり農業について考える方は多いです。

農業で大事なものは、やはり土地です。そこで今回は田舎に移り農業を行ううえで土地についてどのようなことをしていくべきかについてお話しようと思います。

◯土地は借りる?購入する?

農地を購入するとなると、用意しなくてはならない自己資金も高額になります。

また、必要になるのは土地代だけではありません。同時に不動産取得税や固定資産税も考えなくてはなりません。新規就農者はまず農地を借りて、ある程度軌道に乗ってから購入するというパターンが多くなっています。

若者ほど自己資金の問題から賃借で始める人が多いのが傾向です。
そこで制度として農地を5年ないし10年貸し付けたあとに売り渡す「農地保有合理化事業」というものもあります。

これは農業公社の補助制度で、担い手育成タイプや長期育成タイプなどのいくつかプランが用意されています。気になる場合は、市町村農業委員会か農地保有化合理化法人へ相談してみましょう。

また、農地取得の条件にもかかわってくる住宅の確保も忘れてはいけません。田舎で土地を手に入れることは農地と同様に困難です。農地法では、農地を転用する場合には都道府県知事の許可が必要になります。

つまり自分の農地に勝手に住宅を建てることはできないのです。そのため、農地を探す際には同時に住まいも探していきましょう。

以上のような点について農業をする前には注意しておきましょう。

古民家再生を知っていますか?~古民家再生のメリットについて~

古くからの民家をまたリフォームして使えるようにする古民家再生というものがあります。

そんな古民家再生の良さとはいったい何なのでしょうか?

今回は古民家再生のメリットについてお話ししようと思います。

◯古民家再生のメリット

古民家再生リフォームにおいてのメリットは主に次の5つがあります。
・部材の強度が高い
・環境に良い
・デザイン性が良い
・希少である
・税金が少ない
それぞれ見ていきましょう。

♦部材の強度が高い

樹齢100年のヒノキの強度は200年〜300年は変わらず、強度が落ちるのは800年〜1200年といわれています。またケヤキも強度が落ちるのは800年あたりからといわれています。

♦環境に良い

古民家はシックハウスやアトピーの原因物質を含む新建材が使われていないため健康住宅といえます。また、柱や梁などの部材は再使用できるので資源保護につながります。

♦デザイン性

年代を感じさせる古民家の柱や梁を住宅建築に効果的に取り入れることで、オンリーワンの住宅を建てることができます。

♦希少性

古民家で使われているような太い柱や梁を、同様の太さの新木材で入手するには相当な費用がかかり、手に入れるのは難しいため希少性が高いです。

♦税が軽減される

築後の年数が経っているため、固定資産税が軽減されます。

このように古民家再生には様々なメリットがあります。古民家をお持ちの方は取り壊しを考える前に、是非古民家再生を一度ご検討ください。

リフォームをする前に知っておきたい! -リフォームのメリットー

リフォームを考える上でリフォームのメリットやデメリットは知っておきたいですよね。今回はその中でも家をリフォームするメリットについてお話ししてみようと思います。

◯リフォームのメリット

~家はそのまま~
リフォームの最大のメリットは、住み慣れた家をそのままにすることができるということです。
一軒家の場合、リフォームが必要になるほど老朽化しているのは、一般的に長い期間住み慣れた家であることがほとんどです。

この場合、建て替えやリノベーションなどの大掛かりな工事をしてしまうと、今まで住み慣れていて愛着のある家の雰囲気はまったくといっていいほどなくなってしまいますので、出来る限り今までの家の雰囲気を残したいのであればリフォームをするのがおすすめです。

一部だけを新しくするため、家全体の住み心地は変わりませんし、愛着のある家の雰囲気もそのままにすることができるでしょう。

~工事期間が短い~
また、工事期間が短く予算も安いため、早急にデザインや機能の改善をしたいという場合にも大きなメリットになります。

例えば、お風呂のタイルが剥がれていたり、水はけが悪くてカビが生えてしまったりしている場合などは、そのまま放置しておくと、より老朽化のスピードを早めてしまいます。

このような場合は一刻も早く改修をしたいので、工期が長くかかるリノベーションや建て替えよりはリフォームを選択するのがいいでしょう。

これは工事期間が短いということにも関連しますが、リフォームは一部分を改修する工事がほとんどであるため、仮住まいを借りる必要がないという点もいいところです。

リフォームするか悩んでいる方は、以上のような点について考えてリフォームを検討してみましょう。

リフォーム前に知っておきたい!古民家再生の注意点とは?

近年古民家をリノベーションして住宅として再利用する人が増えてきていますよね。また、古民家を改築し、カフェや旅館として活用しているといったケースも増えてきています。

このように最近注目されている古民家の再生リフォームですが、そのデメリットを知っておくことも大切です。今回は古民家再生の際に気を付けておくべきポイントをいくつかご紹介していきます。

■断熱性の懸念点
古民家が建てられた当時は、当然冷房装置はありませんでした。そのため風を家屋全体に行きわたらせて夏の暑さを抑える工夫が施されています。

そのため、夏は今の住宅よりも快適な場合もあるほどです。しかし逆を言えば、冬場の断熱や暖房効率を意識したリフォームを行う必要があります。

■耐震性
これは家屋によりますが、耐震性が現在の基準を満たしていない可能性があります。そのため、リフォーム前に耐震性を確認し、補強が必要かを見極める必要があるでしょう。

■費用・手間がかかる
既存の家屋を利用する古民家再生リノベーションですが、工事期間や費用は新築と同様、もしくはそれ以上になることは珍しくありません。これは解体・建材の洗浄・立て直しなど、様々なプロセスが古民家再生には必要だからです。

いかがでしたか?今回は古民家再生の際に気を付けておきたいポイントを何点かお伝えしました!リフォームを検討されている方はぜひご参考にしてください!

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