「畳って昔から使われているけれど、どんな利点があるの?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
古くから日本で使われている畳。
身近なものではあるけれど、何がいいのかわからない…
今回はそんな方向けに、畳の利点についてご紹介します!
◻︎畳の構成
はじめに、畳の構成について知っておきましょう。
畳は、畳床(たたみどこ)と呼ばれる板状の芯材と、畳表(たたみおもて)と呼ばれるイグサを編み込んで織られた敷物から構成されます。
畳床の表面を畳表が包むことで、畳が完成するのです。
◻︎畳を使う利点
*吸湿性・防湿性が高い
畳表のイグサはスポンジのような役割を果たすため、湿気を吸収してくれます。
一方で畳床の中には空気が含まれているため、その空気が取り込んだ湿気を放出します。
この呼吸が高温多湿な日本の風土に合っているため、古くから使用されているのです。
*弾力性を持ち、吸音・遮音にも優れている
畳表のイグサと畳床の空気がクッションとなり、弾力性を生み出しています。
そのため、たとえ転んだとしても怪我のしにくい構造となっています。
また、吸音・遮音にも効果的なため、お子さんがいらっしゃる家庭では子供部屋として活用するという手もあります。
◻︎さいごに
今回は畳を使用する利点についてご紹介しました。
畳にはほかにも様々な魅力がありますので、畳を使って快適な暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。