民家再生における4つの方法!! 現地再生とは!!

現地再生とは古民家の外見と場所はそのままに内装のすべてを現代の生活ができるために再生をすることです。古民家といっても、日本古来の木材建築技術で作られた家は見た目とは裏腹に地震に耐えられるほど頑丈にできています。

さらに古民家は中古物件の扱いにあるので、新築と違い築年数分の耐用年数を計算に入れて購入資金が減額されるので安く手に入ることが利点です。

日本古来の木材建築技術で作られていることに変わりないので、いくら地震に強い設計でも所々痛んでいる場所があることも仕方のないことです。

さらに昔の生活と現在の生活インフラは利便性に格段の差があるので、さすがに安いといっても住みやすさでは劣るのが難点です。

そこで民家再生における現地再生を利用するのです。まず住居診断を受けたうえで、現在の家のどこに痛みがあるのかを診断して写真に写しはっきりさせます。

そして傷ついたポイントがあるときには、建設業者に委託して傷んだ箇所の修復を行います。

次に昔の生活スタイルから現在のスタイルに転換するために、家の内部を見て電気配線の再構築や無線ランの構築そしてテレビの電波が届かない場所であればケーブルテレビの設置などを行います。

このように日本古来の木材建築技術で頑丈に作られている古民家を、現在の技術をプラスして現代の生活ができるための再生をすることで古き文化を継承しつつ現在の生活に適合させるのが現地再生技術なのです。