古い家は傷んでいる部分も多く、現代の建築と比べても不便なところがたくさんあります。一方で古民家のぬくもりというのは古き良き時代を思い出させてくれるものです。
一般的に新築住宅を建てるときには最新の資材を利用するのですが、新築の住宅の一部分に古民家で利用されていた素材を再利用することもできます。
古い素材を新築の住宅の一部に利用する利点は、例えば大黒柱や梁などに使われていた丈夫で大きな木材は年月が経っていることで現代の家にはない味が生まれることがあります。
長い年月がたっていることで人工では作り出せない独特の風格を備えていたり、木材の色も重厚感がある現代の家にはない味が生まれるわけです。
そういった古民家のぬくもりを持っている素材を古いからという理由で排気してしまうのは非常にもったいないと思いませんか。
それに古くて丈夫な素材というのは歴史だけでなく丈夫さも出てきます。現代の家にはない味が生まれる素材を新築の住宅の一部に再利用することで、ちょっとした古民家のぬくもりを取り入れることができるのです。
ピカピカの新築住宅ではなく、ちょっとした懐かしさを感じるような古民家のぬくもりがある部屋を作り出すことができます。
古くてよいものを再利用して素敵な住宅を作ってみると居心地のいい空間でリラックスして過ごせるのではないでしょうか。