田舎暮らしで自給自足生活を送ろう ~農業のはじめ方(思考編)~

田舎暮らしを考える上でやりたい仕事として、やはり農業について考える方は多いです。そこで今回は、田舎に移り農業を始めるうえでどのようなことを考えていけばいいかについてお話しようと思います。

◯農業を行ううえで考えること

~まず、どんな農業をするのか~

ただ「農業がやりたい!」と言っても漠然としすぎています。
まずは自分がどんな作物を作りたくて、どのような農業がやりたいのかをイメージしましょう。

移住する場所によって決めてもいいのかもしれません。季節によっても栽培できる作物が限られます。
難しく考える必要はないので、自分や家族が好きな食べ物を思い浮かべてみましょう。思いついた食べ物はあるでしょうか?

~収入について~

月にいくらあれば生活していけるかを先に考えておくのはとても大切です。
具体的には家賃・保険・ガソリン代・光熱費・養育費など、自分が生活していくのに必要なお金を計算しておきましょう。農家といっても様々な種類や方法があり、「農業を始めれば食べていける」とは限りません。

収穫量や価格は変動がありますし、自然が相手になる仕事なので、台風や豪雪などの自然災害に遭う可能性も考えておかなければいけません。まずは、1ヶ月間生活していくのにいくら必要で、自分が思い描いている農業でその収入が実現できるのかを検討しましょう。

農業の収入の指針になるのは、農林水産省の農家収入データや地元の農協や県の農業普及員に聞いてみると参考になるかもしれません。

以上のような点について農業をする前には注意しておきましょう。