田舎暮らしを考える上でやりたい仕事として、やはり農業について考える方は多いです。
農業で大事なものは、やはり土地です。そこで今回は田舎に移り農業を行ううえで土地についてどのようなことをしていくべきかについてお話しようと思います。
◯土地は借りる?購入する?
農地を購入するとなると、用意しなくてはならない自己資金も高額になります。
また、必要になるのは土地代だけではありません。同時に不動産取得税や固定資産税も考えなくてはなりません。新規就農者はまず農地を借りて、ある程度軌道に乗ってから購入するというパターンが多くなっています。
若者ほど自己資金の問題から賃借で始める人が多いのが傾向です。
そこで制度として農地を5年ないし10年貸し付けたあとに売り渡す「農地保有合理化事業」というものもあります。
これは農業公社の補助制度で、担い手育成タイプや長期育成タイプなどのいくつかプランが用意されています。気になる場合は、市町村農業委員会か農地保有化合理化法人へ相談してみましょう。
また、農地取得の条件にもかかわってくる住宅の確保も忘れてはいけません。田舎で土地を手に入れることは農地と同様に困難です。農地法では、農地を転用する場合には都道府県知事の許可が必要になります。
つまり自分の農地に勝手に住宅を建てることはできないのです。そのため、農地を探す際には同時に住まいも探していきましょう。
以上のような点について農業をする前には注意しておきましょう。