古くからの民家をまたリフォームして使えるようにする古民家再生というものがあります。
そんな古民家再生の良さとはいったい何なのでしょうか?
今回は古民家再生のメリットについてお話ししようと思います。
◯古民家再生のメリット
古民家再生リフォームにおいてのメリットは主に次の5つがあります。
・部材の強度が高い
・環境に良い
・デザイン性が良い
・希少である
・税金が少ない
それぞれ見ていきましょう。
♦部材の強度が高い
樹齢100年のヒノキの強度は200年〜300年は変わらず、強度が落ちるのは800年〜1200年といわれています。またケヤキも強度が落ちるのは800年あたりからといわれています。
♦環境に良い
古民家はシックハウスやアトピーの原因物質を含む新建材が使われていないため健康住宅といえます。また、柱や梁などの部材は再使用できるので資源保護につながります。
♦デザイン性
年代を感じさせる古民家の柱や梁を住宅建築に効果的に取り入れることで、オンリーワンの住宅を建てることができます。
♦希少性
古民家で使われているような太い柱や梁を、同様の太さの新木材で入手するには相当な費用がかかり、手に入れるのは難しいため希少性が高いです。
♦税が軽減される
築後の年数が経っているため、固定資産税が軽減されます。
このように古民家再生には様々なメリットがあります。古民家をお持ちの方は取り壊しを考える前に、是非古民家再生を一度ご検討ください。