田舎でセカンドライフ
都市一極化が進む日本で、地方創生は大きな課題のひとつです。
若者が都会に進出したり、高齢化が進み衰退しつつある田舎へ人を呼び込むためにさまざまな取り組みが行われています。
都会の喧騒から離れて自然の中での暮らしに憧れる人も多く、「退職後は田舎で暮らしたい!」という声は昔からよく聞きますよね。
仕事も人が都市へ流れたり、離れることができない理由のひとつなのでこういった声が挙がることも無理はありません。
その他にも、子どもが独り立ちしたのを機に田舎へと移るご家庭も多く見られます。
このように、退職後や老後に都会から田舎へ移る人が多いのにはどういった理由があるのでしょうか。
今回から数記事に渡り老後の田舎暮らしの実態や魅力、注意点についてお話します。
・生活にかかるお金が抑えられる
退職後に収入が年金などに限られる中、貯金などで暮らしていく場合には都会は少しコストが高くなってしまいます。
田舎では住居や土地が都会と比べ安いほか、生活にかかる費用もグッと抑えられるため老後の生活収支を改善できるということを期待する方も多いようです。
・コミュニティでの交流がある
これまでは仕事で日中会社で働いていた人が、退職をきっかけに人との交流がぱったりとなくなるということも少なくありません。
田舎では人口が少ないこともあり、ご近所付き合いが深いことが多く交流が活発な傾向にあります。
このように田舎特有のコミュニケーションを得られることも老後の田舎暮らしの魅力のひとつかもしれません。