お家が古くなってきた、または中古物件を買ってリフォームをするなどパターンは様々ですが、業者に依頼すると思います。
どこをどのようにリフォームしたいのかをきちんと伝え、実際にそれができるのか業者さんに現場調査を行うようにしてもらいましょう。
その際には同行し、自分のリフォームしたい希望を細かく伝えるようにしましょう。
間取りを変えたいなどの大工事になってくると、柱をとったりしなくてはいけない場合がありますが、構造上、梁の部分ではないか等、建物にとって大事な柱もあるので、それはきちんと現地で確認してもらいましょう。
そのうえで、こういう変更ならできるという打ち合わせをしていくようにしましょう。
また、お風呂や洗面などの取り換えをするとき、メーカーがいろいろある中で選んでいくかと思いますが、パンフレットで決めるのではなく、ショールームで設備の確認などもしましょう。
パンフレットと実際に見るのでは、少し違いもありますし、何が附帯で付くのかもその場で確認しておきましょう。
また、耐震強度を加えたいというかたは、県から補助金がおりる場合もあるありますので、該当するのか問い合わせたり調べたりして情報収集を行いましょう。
月別アーカイブ: 2017年6月
田舎暮らしのデメリット
都会の喧騒に疲れて、穏やかな田舎暮らしをしたいと感じる人は少なくありません。確かに田舎暮らしは時間がゆったりと過ぎて、緑も多いので気持ちが癒されるというメリットがあります。しかしメリットだけでなく、田舎暮らしにもデメリットがあるので、それをあらかじめ把握しておくことが大事です。
田舎暮らしのデメリットの1つが、少子高齢化のため若者への負担が大きいということです。町内会活動などでも、高齢者が多いので、役員や草刈りなど面倒な仕事は若者に任されることが多いです。また経済的にも年金生活の人が多いので働く人の割合が少ないので、自治体によって定められている健康保険などを負担する割合が都会と比べて多いことも考えられます。
そして山や川など自然が手つかずのまま残っていることが多い一方で、自治体の整備が追い付いていないので、自然災害が付きまとうこともあります。土砂崩れなどを起こして道がふさがれてしまったり、護岸工事が行われていないため、川が氾濫して被害をこうむることがあります。
その他には、田舎は病院が少なく医師も少ないという傾向が強まります。そのため医療環境が不十分で、大手術などを行うときには、隣の県まで遠征しなければならないこともあります。
古民家に過ごすデメリット
田舎暮らしを本格的にしたい、という方の中で注目が高いのが古民家に暮らす、ということです。確かに、田舎の風景に古民家は非常にマッチしますし、いかにもスローライフを楽しめそうではありますが、注意すべき点も多々あることを知っておく必要があります。
まず、最新の建材のように遮熱性を求められるわけではないので、夏場の「暑さ」もそうですが、それよりも冬場の「寒さ」が想像以上に厳しいということを念頭にいれておくべきと申せましょう。気密性も高い現代建築ではエアコンだけでも真冬の寒さをしのげることもありますが、遮熱性も保温性も低く、また場合によってはすきま風などが吹き込む古民家では冬の暖房費などもかさみます。
また古民家はその多くが土地付きとなっていますので、賃貸利用が難しいので、そうした物件が非常に少なく、また建物の資産価値はほぼ認められませんし、場合によっては建て替えも不可能という場合もありますので、事前によく調べておくことが大切です。
さらにメンテナンスフリーの現代建築では考えられないほど、メンテナンスが大変ということも挙げられます。大がかりなものになると茅葺き屋根の葺き替えや壁の塗り替えなどが思ったより早いサイクルで訪れることもありますので、そうしたデメリットをよく精査し、理解しておかねばならないと申せましょう。
古民家に過ごすメリット
昨今、古民家をマイホームとして選ぶ方の数が急増しております。そもそも古民家とは、柱と梁を組み合わせた日本の伝統的な様式で建てられた民家のことでございます。マイホームの他にも、古民家を旅館や料理屋、カフェなどにリフォームする古民家リフォームも流行りつつあります。
このように人気を集める理由は、古民家で過ごすと様々なメリットがあるからです。その1つをあげると、趣ある雰囲気での生活を満喫して頂けるからです。古民家には、長い年月をかけて作られた独特の木のぬくもり、味わいがあります。そのため、古民家で生活していると、おばあちゃんの家に行ったかのような昔ながらの趣を感じて頂けます。
その他にも、古民家は環境保全に貢献できる事もメリットとして挙げられます。新しく家を建築する場合、新たに気を切り倒さなければいけません。その点、古民家はそのまま使用されている木を活用できますので、資源の保護に繋がります。
そして、最後のメリットは、古民家は自然素材のため健康住宅であることです。そもそも古民家は、通常の家と比べて、化学物質が含まれた建材が使用されておりません。すべてが自然素材でできていますので、近年問題となっているシックハウス症候群になる恐れがないです。体に優しい素材なので、アトピー持ちの方も症状が和らぐケースが多く見られます。
魅力たくさん!千葉で田舎暮らし!
田舎暮らしの魅力は、自然の中でゆったりとした生活が出来る事ですが、あまりにも生活が不便になってしまうと困ってしまう事もあります。
たまには都心に出かけたいと思う事もあるので、都心から離れ過ぎてしまうと出かける事が難しくなります。時々都会にも行きたいと考えている人にとって、千葉での田舎暮らしは魅力的な事がたくさんあります。
千葉での田舎暮らしには、「都心に近い!」という魅力があります。田舎暮らしを始める人の中には、昼間は都心で仕事をして、休日や夜は田舎でのんびり過ごすという生活をする人もいます。
都心で仕事するためには、遠く離れた田舎では仕事に行く事が難しくなります。しかし、千葉での田舎田舎暮らしなら都心から近いので、毎日通勤する事も可能になります。
千葉の田舎暮らしには「自然たくさん、海が近い」という、他の田舎暮らしにはない魅力もあります。海を眺めていると、時間を忘れ普段の疲れをリフレッシュ出来ます。
都心で働きながら、マリンスポーツも思う存分する事が出来ます。千葉は海だけでなく、広大な平野が広がる開放的で明るい地域です。太平洋に浮かぶ富士山を毎日眺める事が出来る千葉での田舎暮らしは、大きな魅力が溢れています。
田舎の物件を探す際の注意点
田舎の物件には、農地が付随している物件がたくさんあります。宅地の横が畑という物件もたくさんあります。これらの物件を購入するときはこの物件に農地が含まれるか、含まれないかを検討することになります。
明らかに宅地と畑の境界があって、その区別がわかるときにはその畑は購入ができません。畑が宅地に含まれている場合は、宅地を購入することでその畑も手に入れることができます。境界が分かるかどうかは法務局の登記簿や公図を見れば境界はわかってきます。
もし登記簿に畑で登記がしてあれば、その畑の購入は無理です。なぜならば農業基本法で畑の売買は、農業を行っている人同士でないと売買ができないからです。畑を購入する場合は、購入する人も農業を行っていることが条件となります。
また田舎の物件は、接道の問題点も出てきます。大きな道路に出るのに畑を通らなければならなかったり、田んぼのあぜ道を通らなかったりしなければならないといった点も問題になってきます。
宅地の横に大きな道路がとおっていれば問題はありませんが、田舎の場合道路に出るまでの小さな道路が、私道だということもありますので購入する場合は慎重に調べてから購入するようにしましょう。
田舎暮らしを始める際必要なこと
田舎で暮らすようになったらあれもやりたいこれもやりたいと意欲的だった人が、実際に田舎へ移り住んだら移り住んだだけで満足してしまうのか、あまり何もしないまま時間が過ぎてしまうということがしばしばあります。
いろいろやろうと思っていても、畑仕事ひとつやってみても考えていた以上に労力がかかったり、道具がそろわないことでできなかったりしてしまいます。そこで大切になってくるのが、ご近所との付き合いになってきます。
田舎では近所の人々が助け合って暮らしています。労力も道具もなければ、ご近所から貸してもらえます。日ごろからコミュニケーションを図っていくためには、自治会への入会が一番の早道です。
自治会では通常一月に一回会合があり、そこでコミュニケーションを図ることができます。また収入がなくては生活が成り立っていきません。
田舎で生活をしていくための生活手段の確保が、必要になってきます。田舎では自分の家で食べる野菜はすべて自給しようと思ってきたのに山菜狩りに夢中になってしまって、種まきや苗植えの時期を逃してしまう。
自分で山の手入れをしたり間伐した木にキノコを栽培してみたいと思っていたのに、山に自然に生えているキノコをとるほうがはるかに面白くて栽培のことなど忘れてしまうといったことがないように、田舎暮らしの目的と移住先探しは慎重に行ってください。
田舎で子育てのメリット
子供を育てる環境が一番優れているのは田舎であり、その理由としては自然豊かな環境の中で育てることができるからです。自然豊かであることは、四季の移り変わりや身近な植物や生き物との関わりを持ちながら暮らせることで、情操教育に優れています。
また一方では元気に子供たちが外で遊ぶことができる環境が揃っているため、体や足腰が鍛えられ、健康的な体にもなります。しかもゆとりがある環境なので、精神的に大らかで他者の痛みが解り、子供が自分らしくいれる個性豊かな人物に育つ可能性もあります。
もちろん子供の数自体も少ないですが、その分、子供同士の厚い人間関係を構築することも可能です。一緒に小さい時に遊んだり、勉強したことはかけがえのない財産になることも多く、将来も助け合って生活していけたりすることも存在します。
なお自治体によっては子供は大切な存在で、そこに暮らすことで将来は地域を盛り上げてくれる存在になる可能性もあります。少子化が進む中、自治体の存続自体が危ぶまれる状況下においては、子育てをしやすい環境を整え、少子化の問題を解決することがポイントになります。
少子化対策の一環として、子育て世代に対して自治体から補助金が出るケースもあり、補助金によって安心して子育てがしやすい環境を整備している自治体も都心部よりも田舎に多いです。
話題沸騰中!古民家再生~日本文化を守るために~
現在の日本では、古き良き民家が減っている状況になっています。昔ながらの生活スタイルから、外国から入ってきたスタイルに変化してきたため、古民家での生活は不便に感じます。
経済の上昇と同時に、様々な新しい物が開発され、便利な生活を送る事が出来るようになりました。新しい物を取り入れ生活を変えるには新しく住宅を合ってた方が都合が良いため、老朽化も進んだ古民家は取り壊される事が多くなりました。
しかし、古民家は日本伝統の古い時代からの方法で建築されているものが多く、材料も現在の住宅などと比べても良質の物が使われています。
庄屋や武家屋敷などの古民家には、太い梁や貴重な木材で作られた大黒柱などがあり、日本の古き歴史を感じる事が出来ます。木材に中には、数百年の寿命を持つ木材もあり、古民家では長い時間を経過した木材の美しさを見る事が出来ます。
古民家は非常にエコロジーだと言う事も出来ます。現代の家で使われている事が多いプラスティックや鉄などは、製品として作られた時が一番強い状態です。時間の経過と共に劣化していくプラスティックなどと比較して、木材は年月と共に強度を増していきます。
現在の住宅は、解体されると再利用されずに廃棄される事が多くなっています。古民家は解体されても、再利用される事が多いという特徴があります。古民家と比較して、現代風の家が一番いいわけではないと言う事が出来ます。
話題沸騰中!古民家再生~基本編~
ここ数年前のことですが、古民家の再生が大きく取り上げられるようになってきました。それまでも古民家ファンというような人もいましたし、街並みの保存が各地で始まっていたのでそれが古民家再生の温床になっています。
街並みの保存は、30年ほど前全国各地で始まりましたが、これは当時開発に次ぐ開発で歴史的環境の破壊が常習化していることに抵抗する、住民運動として開始された背景を持っています。古民家の再生も保存から出発したことは確かですが、少し違っています。
古民家に住んでいる人が住み続けてきて懐かしさも愛着もあるけど、この家ではもう住み続けるのは困難になってきた。どうしたらよいのかと悩んでいる住み手に対して、この家を現代の住みやすさを持った家にすることができると答えた、建築家の言葉によって始まってきました。
古民家再生はそのまま直すことではないといえます。住み手が住んできた古民家に愛着することが少なく現代の生活として住みやすい家は、新築以外にないと思っている人だったら一もなく二もなく取り壊してしまいます。
壊してしまうと二度と戻らない家になってしまいます。いいところは残し、要らないところは改装するというのが古民家再生になります。取り壊されてしまった古民家がたくさんあったので、古民家が激減してしまいました。