住宅の床の断熱工事はフローリング材の下に断熱材を入れるのが普通です。
しかし、畳の場合はどうなのかと言われると色々とあります。
古民家の場合は、畳をおこすと下地板があります。
その下には何もありません。
要するに断熱材は、ない状態が多いです。
もし断熱材を入れたい場合は、一旦全ての板材を外し大引きや根太間に断熱を入れる方法があります。
この方法だと、結構な費用は発生してしまいます。
これは昔ながらの「い草」の場合です。
最近の畳ですと、表面が丈夫な和紙でできている商品があります。
芯になる部分は、断熱で出来ています。
しかも結構な高性能の物です。
厚さも15mmと薄いものから、本格的な畳の厚さの50mmや60mmの物まで納まりに合わせ選べます。
表面は和紙以外でも、い草で覆っても大丈夫です。
好みに合わせて変えれますので幅が広がります。
古民家の場合は、床下に断熱材を入れたとしても畳表面が冷んやりします。
芯の部分に断熱材を入れるメリットは、冷んやり感も解消されて快適です。
抗菌効果のある商品もあり、衛生面も良いです。