水周りのリフォームは慎重に

リフォームには、さまざまな種類が存在します。
小規模なものであれば、壁紙の張り替えやフローリングの交換などになります。
中規模なものに関しては、水周りの変更や、外壁塗装、屋根交換、防水修理などです。
大規模なものになると、オールリフォームや間取りの変更などがあるのです。

この中で意外と気をつけないと失敗してしまいやすいのが、水周りのリフォームになります。
水周りのリフォームとは、浴室やキッチン、トイレ、洗面所の交換や場所の移動などを指します。
これらをする場合には、リスクが伴うことを前提に行うべきでしょう。
水周りの変更に伴うリスクは、水漏れの心配があることがひとつです。
交換をしたばっかりに、水漏れが発生してしまい、部屋中がカビだらけになることも考えられます。

また、水周りの移動は費用がかかります。
例えば、キッチンを移動させた場合には、キッチンを新しくする費用がかかる以外にも、排水管や給水管の変更をしなければならないため本体以外にも100万円ぐらいかかることもあります。
移動した時には、家事動線に注意をしましょう。

二世帯住宅のいろいろな間取り

家族の在り方は多様化してきていますが、みんなで仲良く暮らせるような家族でいなくてはなりません。

二世帯住宅で暮らすのは、お互いにメリットがありますが、メリットの前にデメリットの方が大きくなってしまってもいけません。

お互いが気を使い過ぎてしまうような間取りにしてはいけませんので、間取りには注意しておくようにしましょう。

いくら仲の良い家族とはいっても、それぞれの家庭の生活がありますので、プライバシーを守りながら生活が出来るようにすることです。

あまりにもプライバシーがなくなってしまうようなことになれば、関係が壊れてしまうことになります。

一度壊れてしまった関係は修復するのにも時間がかかりますし、修復が出来なくなってもいけません。

大切な家族の関係を守るためにもお互いの考えのすり合わせをしながら考えていくようにしなければ、どちらか一方が我慢をしなくてはならなくなりますので、考えをまとめていきましょう。

自分たちの意見ばかりを言ってしまえば、話がまとまることもありませんし、計画の段階でうまくいかなくなってもいけません。

畳の張替え時期とは?

私たち日本人にとって、和室は落ち着ける空間ではないでしょうか。
和室といえば畳を連想する方も多いかと思います。
しかし、最初は畳のすがすがしい香りがする部屋であっても、畳部屋は当然ながら年数が経過すれば劣化していきます。
そこで、今回は、畳の張替え時期についていろいろ考えてみたいと思います。

新しい畳を入れてから、3年から4年経過したときには、裏返しの時期です。
裏返しとは、畳表を裏返しにする方法です。
最も簡単にできる畳の張替えともいえます。

また、表替えという張替え方法もあります。
新しい畳であっても6年〜7年くらい使用すれば、表面が白っぽくなり劣化が表面化します。
このような状態になったときには、畳表を新しいものと取り替える「表替え」の時期にきているといえます。

 
畳の中心部分は再利用はしますが、新しい畳表と縁になるので、見た目は新品にかなり近くなります。
表替えの際には、数ある畳表から好みの種類を選択することができますので、お部屋の雰囲気も変えることができるのも表替えの大きな特徴ということもできます。

お風呂をリフォームするタイミングとは?

お風呂のリフォームについてのお客様からのご質問をいただくなかで、よく耳にするのは、「リフォームをするタイミング」についての質問です。
そこで、今回はお風呂のリフォームをするタイミングについていろいろ考えてみようと思います。

一般的に、お風呂は15年ほど年数が経過すると、リフォームを検討するタイミングになります。
具体的なケースとしては、「脱衣場の床がぶよぶよしている」「浴室の壁や床にヒビやサビ、カビがある」「カビの臭いが気になる」「排水溝からの臭いが気になる」などがあります。

 
このような状況をそのままにしておくことはリスクが伴います。
このような状況を放置しておけば、水がより内部に浸透しシロアリ被害などの2次被害などのリスクがあったり、健康被害に及んでしまうことも考えられます。

 
もちろんですが、タイミングが遅くなれば腐食が進み、予想以上のリフォーム費用を請求されることもありうるので注意してください。
もし、お風呂場が15年以上経過している建物であれば、信頼できる専門家に一度相談してみるのもよいと思います。

古民家の弱点「寒さ」への対策

古民家は雰囲気が温かく、木のぬくもりを感じられ、レトロな雰囲気を楽しめる素敵な住宅ですが、唯一の弱点として寒さがあげられます。

 
ほとんどが木でできているため、風化によって隙間ができたり、現代の住宅では当たり前のサッシではなく、木戸なので建てつけが悪くなり斜めになると閉まりが悪くなりどうしてもこちらにも隙間が出来ますので、冬の寒さは屋外とあまり変わらないでしょう。

 
さらに、畳の下は板が敷いてあるだけで、その下は屋外ですので畳からもしんしんと外の寒さが伝わってきます。
それらの弱点をカバーすれば、古民家はとても住みやすい住宅です。
まずは壁や床下に断熱材を取り入れます。

 
敷き詰めたり、タッカーで張り付けたりするタイプの物から、泡状のものを吹き付けそれが固まって断熱してくれるものまで最近の断熱材は多岐にわたり種類が多いので、住宅のタイプによって使い分けましょう。

 
さらに、天井裏やトイレやお風呂も断熱作用を持つものに素材を変えるだけで随分と温かくなります。
また、風化や傾きによってできた隙間はリフォームの際、耐震診断をしてもらい対策を打てば安心して温かく暮らす事が出来ます。