今回から数回に分けて、
「古民家でよくあるお悩み」についてご紹介しましょう。
古民家という言葉に正確な定義はありませんが、
一般的には建造されてから時を経た
「民家」を「古民家」といいます。
建築されてから補修工事などを行っていない場合は、
住むにあたっては
多少不便を感じることもでてくることがありますよね。
今回はそんなご不便、
お悩みの中でも「建具」についてお伝えします。
そもそも「建具」とはなんでしょうか?
建具とは部屋と部屋、
もしくは部屋と外を仕切る部分のことを指す言葉です。
この建具の建付けが悪いと、ドアや障子の開閉具合が悪くなります。
この問題は、例えば引き戸であれば
「敷居」を少し調整することで解決できる場合があるのです。
また、単に部品を取り替えることも可能です。
しかし、古民家においては、
職人手作りの古い建具を使用している場合もあります。
このような建具を残したまま補修したい場合、
作業が複雑になることが多いです。
もしご自身で調整、補修が出来ない場合は大工さんや、
建具屋さんをはじめとする、
専門の業者にお願いする事をおすすめします。
古民家独特の良い雰囲気を残したまま、
お悩みを解決できる場合もあるので確認してみてはいかがでしょうか。