民家を再生する「意味」について

最近、民家の良いところを残しつつ、リフォームしていくという動きに注目が集まっています。

縁側で座って眺める景色などの良い部分は残したまま、改善したい水回りや使い勝手の悪い場所をリフォームすることでより住みやすく、使い勝手の良い民家へと変えていけます。

家を一から作るとなると和風建築にするのか、洋風建築にするのか、和洋折衷の建築にするのかを決定し、部屋割りなどすべて行わねばならず、大変な時間と労力を使います。しかし民家を再生すればどうでしょう。ある程度自分の好みの民家を見つけることができたなら、手直しをしただけで思い描いた家が完成します。

民家の中でも水回りはIHやガスコンロ、ガス給湯器にすることで環境にやさしいお家づくりが出来ます。しかし、あえてかつてのかまどや五右衛門風呂などを制作することで、昔の暮らしを再現することもできます。

新築には無いようなあたたかく、あなたを包み込んでくれるようなお家作りが、民家再生で実現します。リフォームをするため、もちろん見た目だけでなく使い勝手も良いのです。
必要なところは改善できるし、大事なところは残すことができる。これが民家再生の醍醐味です。