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古民家の弱点「寒さ」への対策

古民家は雰囲気が温かく、木のぬくもりを感じられ、レトロな雰囲気を楽しめる素敵な住宅ですが、唯一の弱点として寒さがあげられます。

 
ほとんどが木でできているため、風化によって隙間ができたり、現代の住宅では当たり前のサッシではなく、木戸なので建てつけが悪くなり斜めになると閉まりが悪くなりどうしてもこちらにも隙間が出来ますので、冬の寒さは屋外とあまり変わらないでしょう。

 
さらに、畳の下は板が敷いてあるだけで、その下は屋外ですので畳からもしんしんと外の寒さが伝わってきます。
それらの弱点をカバーすれば、古民家はとても住みやすい住宅です。
まずは壁や床下に断熱材を取り入れます。

 
敷き詰めたり、タッカーで張り付けたりするタイプの物から、泡状のものを吹き付けそれが固まって断熱してくれるものまで最近の断熱材は多岐にわたり種類が多いので、住宅のタイプによって使い分けましょう。

 
さらに、天井裏やトイレやお風呂も断熱作用を持つものに素材を変えるだけで随分と温かくなります。
また、風化や傾きによってできた隙間はリフォームの際、耐震診断をしてもらい対策を打てば安心して温かく暮らす事が出来ます。

リフォームは一気にするべき?

リフォームをする場面は、中古住宅を購入した時や、いままで住んでいた家が老朽化した場合、そして家はきれいですが、併用住宅だったところを普通の住宅にする場合などです。

 
いずれの場合にも家が新しくなるという意味で、嬉しいのではないでしょうか。
この中で、中古住宅を購入した場合や併用住宅だったところを普通の住宅にする場合には、必然的に大規模修繕になる可能性があります。

大規模な工事をする場合に気にしなければならないのは、一気にリフォームするべきかどうかです。
この点、一気にリフォームしても、そこに住み続けながら工事をすることは可能であるとする意見もあります。

 
確かに、他に賃貸物件を借りながら暮らすよりも、そこに住み続けた方がお金はかかりません。

ですが、水周りの変更を伴う場合は、一週間以上水周りが使えないことが考えられます。
また、洗面所などならまだいいですが、お風呂やキッチン、トイレがしばらく使えないとかなり不便になります。

 
そうだとすれば一気に行わない方がいいでしょう。
つまり、大規模リフォームで一気に行うべきかどうかは、場合によるということです。

民家再生とリノベーション

リノベーションとは長い間使われてだんだんと古く傷んできた建物を大幅に元の形がわからないほどに改修することをいいます。
ただ単に古くなって傷んだ建物を新しく綺麗になおすことだけではありません。
その思い出深い大切な建物に新しく付加価値をつけることを目的としています。
よく似た意味の言葉でリフォームがあります。

 

こちらはよく聞いたことがあると思いますが、リノベーションとの明確な違いは定義されていません。
最近多いリノベーションとしては昔から住んでいて古くなった民家と別れて新しくて綺麗な家に住みたいが生まれ育って馴染のある田舎を出たくない、このような方がその家のまま大幅改修のリノベーションをしてその土地で住み続けるというパターンです。
昔ながらの民家はとても頑丈に作られており、寿命もとても長く100年を超える事はザラにあります。

 

そしてその家がある土地、田舎を昔から見守る大切な守護となって何代にもわたって守り続けられるものになっています。
大切なたくさんの思い出の詰まった家を新しく生まれ変わらせてもう一度一緒に住める素晴らしいものです。

老後を見据えたリフォーム

老後を見据えてリフォームするということは、元気な中高年の方にしてみると、まだまだ自分たちは大丈夫と考える方も多いことでしょう。

それでも、家での転倒事故は、意外にたくさん報告されていますし、高齢者で言うと、要介護状態と判定される要因の上位になりますので、今後を見据えてリフォームするのは大切なことです。
では、どんな点に着目してリフォームしてゆけばいいのでしょうか?

ポイントとなるのは、バリアフリーです。
足腰が弱くなっていくと、少しの段差でもつまずいてしまうようになってしまいますが、バリアフリー化することで、転倒事故を大幅に防ぐことが可能になります。
また、バリアフリーは、ご自身のためだけでなく、介護する側にとっても、介護しやすいというメリットがあります。

 

バリアフリーは、段差をなくすことだけではありません。
足腰が弱っても、できるだけ自分でトイレにいったり、入浴したりするためには、廊下に手すりを設けたり、トイレを洋式にしたり、バリアフリー対応のシステムバスにしたり、浴室の床を滑りにくい素材にしたりすることができます。

IHキッチンの魅力

近年、新しく導入されるようになったIHキッチンですが、クッキングヒーターとガスコンロのどちらが良いのかお悩みになる方もいるでしょう。
IHキッチンの一番のメリットは、火を使うことが無くなるため、火事の心配がなくなることです。
小さなお子様が悪戯をして、火事に繋がってしまったという事例もある中で、IHキッチンは火を使わずに鍋やフライパンを発熱させる安全性の高さがあります。
コンロから鍋を外すと、加熱が勝手に泊まる仕組みになっているため、消し忘れによる火事もありません。
うっかりということがないため、高齢者の方でも安心してご利用出来ます。
IHキッチンは見た目がごちゃごちゃした作りではないため、吹きこぼれても天板をさっと拭くだけできれいにすることが出来ます。
火を使わないことで、上昇気流が発生せず、壁や換気扇に油が飛んだり汚れが跳ねたりすることも少ないです。
そのため、夏場でも涼しく快適に料理が行えます。
また、IHキッチンは立ち上がりが早く、高火力での調理が可能です。
手軽に掃除が出来て、料理の効率化も高まるIHキッチンを検討して見ましょう。

節約のためのリフォーム

生活をしていくうえでは、光熱費が必要になります。

水道代や電気代などは必ず必要になるものではありますが、出来るだけ節約していくようにしなくてはなりません。

節水をするためにはこまめに水を止めるようにしたり、風呂水を有効活用していく事でも節約につなげることが出来ます。

しかしこれらの地道な努力だけではなく他にも節約をする方法はあるのです。

例えば、リフォームをしてトイレを変えることによって、節水の効果が得られることがあるのです。

今までよりも流すときの量が少なくてもすむトイレを選ぶことによって、簡単に節水をすることにつながります。

そして窓のリフォームをすることによって、遮熱や断熱の効果も期待が出来るようになりますので、電気代の節約にもつながっていくのです。

リフォームをするためにはお金は必要になりますが、節約につながるリフォームだと考えれば高いものではないでしょう。

リフォームが必要な時期がきているのであればリフォームをしなくてはなりませんので、節約のことも考えながら必要なリフォームをしていくようにしなくてはなりません。

リフォーム中に気をつけること

リフォーム中に特に気を付けないといけない事は、近隣の方々への気配りと気遣いです。
工事期間中は、電動工具の音であったり接着剤や塗料の匂いなどが発生します。
特に建設現場作業に従事していない方の場合、それを強く感じてしまいます。
それが、トラブルで施主様にクレームが入る事もあります。
施主様へクレームが入るという事は、施主様から依頼を受けた会社の評判にも影響してきます。
今後もリフォーム工事を行っていくのであれば避けたい事例です。
そのような事態にならないためにも、事前の対策が必要です。
まず、あげられる対策としましては工事期間中の騒音が出る作業の際は窓を閉める事です。
窓を開けた状態と閉めた状態で作業をするのでは、外部に漏れる騒音が軽減できます。
近隣の方も窓を閉めて作業をしている事で配慮してくれている事が伝わるため、尚良いです。
また、近所への挨拶も忘れてはいけません。
工事の内容や、休日も作業するかの有無など詳しく書面などに記載して工事の1週間程前に挨拶周りをすると近隣の方々も安心です。
このような、気配りと気遣いを心掛けて施主様も近隣の方々も安心して納得するリフォーム工事をして行きたいです。

省エネリフォームについて

家が古くなってきたときにはどうするかとなると、リフォームをして修繕をしていくようにしなくてはなりません。

しかしただリフォームをするのではなく、節約につなげていける省エネリフォームをしていくのが賢い選択になります。

出来るだけ断熱性や遮熱性を考えながら工事をするようにしていく事によって、冷暖房費の節約になるのです。

家の中が暑すぎれば、動く気にもなれずにエアコンをつけっぱなしになるでしょう。

ある程度まで部屋の温度が下がればエアコンは温度を調節しながら稼働するようになりますが、断熱性や遮熱性に優れていなければ、常にエアコンはフル稼働をすることになります。

そうなると、電気代がどんどん上がっていく事になり負担が大きくなっていきます。

断熱性や遮熱性にこだわりたいのであれば、断熱材を入れるようにしたり、ガラスにこだわるようにしていく事です。

リフォーム費用がかさむからとこだわらずにいると、結局は年間での光熱費の負担は下げることが出来ません。

目の前のお金の事だけを考えていては、長い目で見ると逆に高くつく場合もありますので注意しましょう。

会話が増える家とは

会話の増える家は、家族がコミュニケーションを取る事に対して必要不可欠な事です。

どのように工夫をすれば良いのか、という事ですが、キッチンをオープンキッチンにして、食卓を見渡せるように会話をしながらお料理をする、二階などに登る階段は、リビング階段にして二階へ登るように、常に誰かが見えるという工夫をこなすようにすると、自然と会話も増えてきます。

自分たちの部屋があるとこもりがちで、なかなか出てこなく食事の時だけ家族と一緒という所も、一箇所になるべく集まる事で家族が何をしているのかという事も分かりますので、安心できます。

家族との接点を増やすという事も、家族の仲を作るという事になりますので、コミュニケーションの場を広げることができるので、あまり会話がないなというのであれば、家の作りを改善させることから始めてみるのも、良いのではないでしょうか。
子供たちが成長して行くにつれて、親離れをしてしまう時期もありますが、そういったところから改善させるだけで、家族団らんの場が増えてきますので、なるべく1つの部屋に集まる工夫をしましょう。

クローズドキッチンの魅力

キッチンにはいろいろな種類がありますが、そのうちの一つがクローズドキッチンです。
ほかの部屋から完全に独立した形のこのキッチンは、ほかの人とのコミュニケーションは取りにくいものの、ほかのものに邪魔されず料理に集中できるのがメリットです。

壁面に向かって設置され3方を壁に囲まれており、一方に入り口が設置されます。
ほかの部屋からは中を見られにくいので、多少散らかっていても目立ちません。

キッチンは家の中で一番生活感がでる場所なので、見られたくない人にはぴったりの形といえます。
また、煙やにおいが部屋のほうへ流れにくい構造になっていますので、お客様がいても気にすることなく料理することができます。

壁面が多いため収納豊富ですっきりと片付き、また作業をするにあたっては、手の届く範囲に調理器具や作業台が配置できるので、とても効率のいいキッチンといえます。

キッチンの形としては、一つの壁面だけをキッチンが占めるI型、前と後ろの両方の壁面を作業台とする型、3方をコの字型に囲むU型、隣り合った2方向を作業台とするL型があります。